
下北地域のむつ市、風間浦村の一部を猛烈な雨が襲う。橋崩落や土砂崩れにより孤立箇所も。停電復旧が難航。
温帯低気圧の影響により、下北地域、特に、むつ市・風間浦村の一部では、24時間雨量が350ミリ以上と記録的な豪雨に見舞われました。重要な幹線道路である国道279号で小赤川橋の崩落や土砂崩れ・道路冠水が発生し、複数箇所が通行止めとなるほどでした。
この豪雨により、むつ電力センター管内では、8/10から8/17にかけて、のべ3,385戸が停電。8/10中に作業可能な箇所は停電を解消しましたが、971戸は橋の崩落等の影響で現場に入ることができず、作業に着手できませんでした。
電源車による送電や道路啓開※に合わせた作業を行い、発生から7日後の8/17に復旧を完了しました。
※緊急車両等の通行のため、ガレキを処理し、簡易な段差修正などにより救援ルートを開けること
停電早期解消に向けてグループ一体となり対応!
青森県内の事業所や協力会社が一体となり、自治体などの関係個所とも連携しながら、早期復旧に向け尽力しました。
■配電復旧体制■
むつ電力センター管内では、着手可能な地域から復旧作業を実施。県内の電力センターやむつ地区の協力会社などを含め,のべ313人で復旧対応にあたりました。
■リエゾン派遣■
むつ市や風間浦村、青森県へリエゾン(情報連絡員)を派遣(PUSH型)して、情報提供・情報収集・要請要望の確認などを実施。自治体などの関係機関と緊密な連携を図り、効果的な復旧につなげることができました。
■部門間連携■
配電部門および送電部門のドローン5台を活用して、⾞両進⼊困難箇所の配電線被害状況を確認しました。なお、撮影した画像や映像を自治体へも提供し、道路被害箇所の全容把握にも寄与することができました。
■細やかな情報発信■
報道機関へのプレスリリースに加え、Twitterによる情報発信も実施しました。また、個別送電のためのお客さま宅へのチラシ配布のほか、避難所でのPRを⾏うなど丁寧な情報提供に努めました。
■‘よりそう’地域対応■
地元電力会社として、救援物資等の運搬支援を実施。むつ市長から停電の早期復旧と支援に対して御礼のお言葉もいただきました。
停電は復旧しましたが、地域の復旧復興はこれから。継続的に災害ボランティアに従事しています(土砂が流入した住宅の清掃等。むつ営業所・むつ電力センター・東通原子力発電所が一生懸命汗を流しています!(8/31時点でのべ64人)。
復旧対応の様子

ボランティアの様子
「経験や訓練の成果です」~ むつ電力センター 中村豪人 配電技術長にお話しを伺いました!~
入社から青森県内の事業所に勤務し、今年で27年目となりますが、このような局所的な豪雨災害は私にとって初めての経験となりました。
豪雨によって下北の南北をつなぐ国道の橋が崩落。加えて、土砂崩れも多数発生し、行き来が困難となったため、現場の状況確認や復旧に多くの人員と時間を要しました。
このような中、配電課と大間および白糠サービスセンター所員が一体となり、日頃の経験や訓練の成果を発揮して「お客さまに早く電気を届ける」との使命感の下、総合力を結集し早期復旧に繋げる事が出来ました。
また、お客さまからいただいた絵はがきを見て、大きな自信とやりがいを感じました。
引き続き、お客さまや地域の信頼をこれまで以上に得られるよう、災害対応力を高めていきたいです。


お客さまからの絵はがき