工事会社とのパートナーシップを深める「“より、そう”ミーティング」について

盛岡電力センター

取り組み概要

 配電部門では、配電設備に関する多種多様な工事を外線工事会社へ発注しています。それらを工事動機別に見ると、お客さまからの電気使用申込や支障移転申込に対応する「応需工事」と、設備の改良や高経年設備の更新を行う「計画工事」とに大別されます。

 

 電気のご利用に関わる個別のお客さまニーズ、そして安定供給という社会全体の要請にお応えしていく上で、応需工事・計画工事とも計画に基づき適時適切に竣工させていくことが必要です。一方で、どちらの工事も外線工事会社の限られた人員で作業を行わなければならないという制約があることから、両工事をバランスよく施工できるよう調整し、より良い施工条件を整えることが当社としての重要ポイントとなります。
 
 こうした観点に立ち、盛岡電力センターでは従来から実施してきた「配電工事情報連絡会」や現場パトロールでの直接対話、工事会社訪問対話に加えて、当社・工事会社の工程・設計担当メンバーによる打合せをこれまで以上に重点的に実施することとしました。外線工事会社の要望に積極的に耳を傾け、問題点の深堀りとスピーディーな対策に努めてきたことにより、2020年度の工事全体を円滑に進めることができたと考えています。

「より、そう、ちから。」の”深化”に向けて工夫した点

 工事会社との打ち合わせ自体は目新しいものではありませんが、関係者より「より踏み込んだ工事打合せを充実して欲しい」との声を受け、質的な改善に向けて工事会社に寄り添い、困り事に耳を傾け意見を取り入れることを重視したミーティングへ転換を図ることとし、この「“より、そう”ミーティング」を2020年度下期以降はほぼ毎日、多いときには1日数回の頻度で実施してきました。応需工事をお客さまのご要望どおりに実施し、かつ計画工事も年間計画どおりに進めることを目指し、工程・設計に関わるメンバー全員が工事会社とのタイムリーな対話、聴くことを重視した対話を心掛けています。

 

 「“より、そう”ミーティング」を通じて問題点の真因を把握し、その解決に向けて設計委託先の東北送配電サービスも交えて早期に対策を立てるというサイクルが定着してきており、従来よりも一歩踏み込んだ対応の実践、さらには工事会社とのパートナーシップ深化にもつながっていると考えています。

綿密な打合せは毎日のように実施

成果・課題

 2020年度はコロナ禍にも関わらず、盛岡電力センター管内では例年とほぼ同等の旺盛な電気使用の申込みがあり、応需工事も高水準で推移しましたが、当社・設計委託会社と工事会社との連携により遅滞なくゼロ災で対応することができました。また,計画工事についても、高経年設備対策数量で一部見直しを行ったものの、概ね目標を達成できたと考えています。
・応需(供給)工事 2019年度8,570件→2020年度8,030件 前年比94%
・計画工事の一部 電柱建替工事  2019年度164本→2020年度502本 前年比301%
         NTT管理柱更改工事  2019年度320本→2020年度387本 前年比121%
 この活動を通じ、工事会社や設計委託先より「会社としての生産性も回復している。」「コロナ禍であるが職場活性化が図られている」等の声をいただいており、我々のモチベーション向上に繋がっております。

 

 2021年度も引き続き応需工事と計画工事が盛りだくさんですが、関係者相互の対話を通じた早期の課題把握・解決という好循環を維持しながら、お客さまニーズ・社会の要請にしっかりとお応えできるよう、安全最優先で目標達成に取り組んでいきます。

イイね!
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