「ひかり、の、ちから栗野江」
佐渡島の太陽光発電所 名称決定!

佐渡島の太陽光発電所の名称が「ひかり、の、ちから栗野江」に決定!
考案した長岡電力センターの高橋憲一さんが込めた想いや、カーボンニュートラルの実現に向けて佐渡島で進んでいるプロジェクトについてお伝えします。

「ひかり、の、ちから栗野江」に込めた想いとは

 佐渡島の栗野江地区に、東北電力ネットワークが初めて建設する太陽光発電所。地域により親しまれる発電所となるように、新潟県内の事業所の皆さんから名称を公募しました。応募総数155件の中から選ばれたのは、長岡電力センターの高橋憲一さんが考案した「ひかり、の、ちから栗野江※」。このたび高橋さんへ、感謝状の贈呈式を行いました。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、本社と長岡電力センターをつないでオンライン開催された式では、電力システム部の二坂部長が感謝状を読み上げ、長岡電力センターの平井所長代理が高橋さんへ感謝状と記念品を手渡しました。二坂部長からは「自然エネルギーの島構想にふさわしい素敵な名前が選定につながりました。ありがとうございます。」と高橋さんへ感謝の言葉が送られました。

 

※商標出願中

 

本社と長岡電力センターを結んでの感謝状贈呈の様子

 

 贈呈式で高橋さんにお話を伺いました。

 

 -「ひかり、の、ちから栗野江」に込めた想いは?

 グループスローガンの「より、そう、ちから。」と「太陽光発電」の両方をイメージできるものを考えていたところ「ひかり、の、ちから。」という名称を思いつき、さらに地域の皆さまに親しんでいただけるように建設地点の「栗野江」を付けて「ひかり、の、ちから栗野江」としました。選ばれたと知ったときにはとても驚きましたが、うれしかったですね。

 

 -応募のきっかけは?

 昨年の6月まで佐渡電力センターの発変電課に勤務しており、太陽光発電所の設置に関する打合せにも参加していたので、今回の企画を少しでも盛り上げたいと思い応募しました。入社して36年になりますが、その内の3分の1を佐渡で勤務しており思い入れのある土地でもあります。その佐渡に、自分が名付けた太陽光発電所が建設されることは大変光栄です。

 

 -今後どんな発電所になってほしいですか?

 佐渡は本土と接続されていない小規模な単独系統のため、再生可能エネルギーの導入拡大にはいくつもの課題があると思っています。今後、最適な需給制御の実現に向けた取り組みが行われますが、この発電所が課題解決のための「光の力」となり、佐渡の再生可能エネルギー導入拡大へ貢献してくれることを期待しています。

 また、太陽光発電所および大型蓄電池の建設はこれまで佐渡では経験のない工事ということもあり、多くのご苦労があると思いますが、本社、支社、電力センターが一体となって無事故で完工されることを願っています。

 

今、佐渡で何が起こっているの?

「ひかり、の、ちから栗野江」は「佐渡島における再生可能エネルギー・蓄電池、エネルギーマネジメントシステム(以下、EMS)などを組み合わせた最適な需給制御の実現に向けた取り組み(以下、本取り組み)」において、東北電力NWとして初めて建設する太陽光発電所(佐渡市栗野江地区、出力1,500キロワット)です。

 佐渡島は、本⼟と電⼒系統が接続されておらず、電⼒需要も島内に限定されていることから、天候により出⼒が変動する再生可能エネルギー発電が⼤量に接続された場合、電気の使⽤量と発電量のバランスが保てなくなり、電⼒の安定供給に影響を与える懸念があります。本取り組みは、再エネや蓄電池、内燃⼒発電、EMSなどを組み合わせた最適な需給制御の実現を目指すもので「新潟県⾃然エネルギーの島構想」※の先導的プロジェクトとして位置付けられています。

 

※2019年2⽉、新潟県が東北電⼒と包括連携協定を締結するとともに、再⽣可能エネルギーの導⼊拡⼤により、地域経済の活性化や防災⼒の強化、そして豊かな⾃然環境の維持を図り、持続可能な循環型社会の実現を目指すことを目的として検討を開始したもの。

 

 

カーボンニュートラルの実現に向けた離島でのチャレンジ

 東北電⼒グループでは「カーボンニュートラルチャレンジ2050」を掲げ、持続可能な社会の実現に向けて、カーボンニュートラル(以下、CN)に積極的に挑戦しています。東北電⼒ネットワークでは、電⼒ネットワークの⾼度化を通じて、安定供給の維持と電源の脱炭素化に向けた環境整備として、今回『⾜元の再⽣可能エネルギー導⼊拡⼤時に必要となる需給制御』および『将来の再⽣可能エネルギーの最⼤限活⽤に向けた電源計画の検討』の知⾒を獲得するべく、本取り組みを進めています。この取り組みの成果は、将来佐渡島だけでなく本⼟における分散グリッドなどへの応⽤にもつなげていきたいと考えています。

 ⽇本が排出する温室効果ガスのうち約9割がCO2であり、CO2の排出量の約4割を電⼒部門が占めています。それだけに、CN実現に向けた電⼒会社の取り組みが注目されています。電⼒の安定供給と再⽣可能エネルギー導⼊拡⼤の両⽴など、CNの実現に向けた新しい挑戦として、これからも佐渡島での取り組みを推進していきます。

イイね!
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