
開催経緯
宮古電力センターでは、東日本大震災時に、築地事務所(旧営業所)が1階天井付近まで浸水。その経験より、津波対策の基本は「避難」にあることを重点に据え、震災前から定めてきた「津波避難行動マニュアル」を津波浸水想定の変更に合わせて適宜見直すとともに、毎年3月11日には津波避難訓練を実施しています。
宮古市職員を講師に招いた説明会は過去にも開催していますが、今回は、既に内閣府が公表した「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震に伴う津波浸水想定」に、今年3月に岩手県が「過去に発生した最大クラスの津波を検討対象に加えた津波浸水想定」を公表したことを受け、開催したものです。
今回の概要
講師の宮古市危機管理課・山崎課長より、地震・津波発生メカニズムから宮古市の浸水想定、津波避難要領などについて説明がありました。「新たな津波浸水想定」エリアには、宮古電力センター築地事務所、太田事務所(旧技術センター)の両事務所、および多くの配電設備が含まれていることを改めて確認するとともに、両事業所の浸水深や津波到達時間等が示されました。
津波影響を具体的に把握したことから、今後「津波避難行動マニュアル」や「非常災害対策マニュアル」に反映させ、適切な津波避難行動と迅速な復旧に向けた初動対応に生かすこととしています。
また、「最大規模の津波に対する対策は『住民避難』を軸としていて、防潮堤等もそれを前提とした高さに整備されている」との説明を受け、所員一人ひとりが津波避難行動の重要性を再認識するとともに、逃げる意識・行動を風化させないためにも不断の訓練の積み重ねが大切であることを再確認しました。

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