
現場のツボを押さえる~焦点を明確にした安全管理~
本講演は、安全対策工事が最盛期である女川原子力発電所の安全管理の取り組みを向上させるため、部門の垣根を越えて、安全行動社長賞を受賞した上越火力発電所1号機新設時の取り組みを学ぶことをねらいとして行われたものです。
講演には女川原子力発電所や同発電所協力企業のほか、東通原子力発電所、安全保安管理室、土木建築部、原子力部がリモートで出席。100名を超える関係者が聴講しました。
石井安全主査は、上越火力発電所での取り組み例として、建設進捗に伴い安全管理の焦点を3段階(1.重大災害発生防止→2.作業環境改善→3.現場管理)で設定する「焦点を明確にした安全管理」の重要性を訴えるとともに、「不安全状態」と「不安全行動」を管理することが「安全管理」であること、安全意識醸成のための「積極的なコミュニケーション」の必要性など、あらゆる現場で参考となる安全への取り組み方法を説明しました。
無事に帰ることは当たり前ではない!
講演後は、原子力発電所の安全管理を向上させるために取り組むべきことや心意気などをテーマに質疑応答が行われました。「安全意識の醸成のために、互いの声がけやコミュニケーションといった人とのつながりを重要視すること」、「安全には答えや特効薬はなく、現場課題に対し愚直に取り組むこと」、「何事も自分ごととして捉えること」の重要性などについて、様々な視点から活発な意見交換が行われ、ゼロ災を実現して誰もが毎日無事に帰宅できる職場の実現には、絶え間ない努力とコミュニケーションが必要であることを改めて学ぶ機会となりました。
イイね!