「東北電力グループ安全推進連絡会」を開催
“安全最優先の企業グループ”を目指して

 4月25日、今年度1回目の「東北電力グループ安全推進連絡会」を開催しました。死亡災害ゼロ必達・重大災害撲滅に向けて、2023年度の安全活動計画や力点を共有し活発な意見交換を行いました。

グループ全体の労働安全推進の主軸となる8社が出席
けん引役として認識を共有するとともに意見交換を実施

 本連絡会は「安全確保はすべての事業活動において最優先事項である」との認識にたち、2020年4月の「東北電力グループ安全・保安方針」グループワイド化に合わせて発足したもので年2回開催しており、今回で7回目の開催となりました。

 出席したのは企業グループのなかでも特に被災リスクが高く、より一層の取り組み強化を図る必要があるユアテック、東北発電工業、東北緑化環境保全、通研電気工業、東北ポートサービス、東北送配電サービスおよび東北電力ネットワークと、事務局である東北電力の計8社です。

 

 

死亡・重大災害の撲滅に向けた熱い決意を確認

 会議では、過去5年間で発生した労働災害のうち死亡災害の大多数が企業グループ内で発生(11件のうち9件)していることを踏まえ、25年連続発生している死亡災害をストップさせるためには、まずはグループ各社における死亡災害をゼロにしなければならないとの危機意識を共有しました。

 また、災害の防止には作業者に近い元請会社の安全活動が最も重要であることから、各社の2023年度中期経営計画に重大災害防止強化策として安全活動が反映されていることを相互に確認・共有しました。

 

各社の主な重点実施事項は以下のとおりです。

  • 協力会社を含め、リスクアセスメント実務者教育や危険予知訓練を繰り返し実施するなど、安全品質最優先を徹底させるための指導能力の向上
  • 予告なし安全品質パトロールや労働安全コンサルタントの現場指導などによる安全品質対策履行状況の確認、および監視の強化
  • 現場管理者を組織的にフォローできる仕組みの本社への設置
  • 「何でも話し合える・相談し合える」コミュニケーションの向上

 

安全活動支援ツールの水平展開による活動の推進

 今年度の安全活動の力点の一つとして、認識違いや聞き間違いを防止して確実に意思伝達するための「確認会話」の実践があります。出席したグループ各社はこの「確認会話」の実践にしっかり取り組んでいくことを確認するとともに、「安全・保安方針説明資料」や「相互啓発型説明資料」などの教育資料、また、災害事例を自分事として捉えるよう関係者の証言を基に作成した「劇画」を改めて共有することで、安全意識の向上を図りました。

 

 

2022年度の東北電力グループ労働災害発生状況は“依然高止まり状態”

 2022年度の東北電力グループ35社(東北電力、東北電力ネットワーク含む)における労働災害発生状況は以下のとおりとなっています。

 

■概要

  • 東北電力グループに関わる労働災害・通勤災害の全被災者数は384人(昨年度比+23人)。
  • 死亡災害は5月の感電災害と9月の斜面崩壊災害の2件・2人。

 

■特徴点

  • 重傷災害は、32人中「転倒」が17人と最も多く、次いで「墜落・転落」が6人となっている。「交通事故」では4人の重傷者が発生し、3つの型で全体の約8割を占める。
  • 5態様災害による被災者は17人(墜落:6人、伐採:5人、重機:3人、重量物:3人、感電:2人)となり、うち10人は死亡もしくは重傷。

 

左:東北電力グループ労働災害の推移(2020~2022Fy) 右:東北電力グループ35社における労働災害発生状況(2022Fy)

 

 

【安全保安管理室からのメッセージ】

 事業所や工事発注個所などにおいても、グループ間の連携強化とコミュニケーション向上を図るため、様々な機会を通じて安全活動の交流を深めることをお願いします。

 

イイね!
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