
4年ぶりに例年規模で定時総会を開催
東北日本カナダ協会は、生活、文化、経済などの交流を通して、東北とカナダの相互理解を深めるとともに、一層の友好親善に貢献することを目的に1990年に設立されました。
東北とカナダは明治時代以降、東北からカナダへ移住した方々を通じた交流や農林水産業などの貿易、姉妹都市の提携など、さまざまな分野での交流が進められています。
東北電力では同協会設立時から事務局を務めており、機関紙「メイプル東北」の発行や各種講演会・セミナーなどの開催を通して、カナダに関する情報発信や交流促進に取り組んでいます。
5月30日、同協会の2023年度定時総会が仙台市内で開催され、個人・法人・団体会員など約50名が出席しました。
また、長年にわたりカナダとの相互交流を行っている名取市が新たに会員として入会し、山田市長が出席しました。
定時総会は新型コロナウイルス感染症の影響により、書面や規模を縮小した開催が続いていましたが、今回は4年ぶりに例年規模での開催となりました。

総会概要~高橋会長が退任し、新たに増子会長が就任~
開会にあたり、高橋会長(東北電力 特別顧問)が挨拶し、「2023年は、日本が1928年に初めてカナダの首都オタワに日本公使館を開設し、外交関係を樹立してから、95周年にあたる。今後も、当協会として、これまで築き上げてきた、東北とカナダとの友好関係を大切にした活動を展開していく」と述べました。
総会では、2022年度の事業報告、2023年度の活動計画、役員選任などが審議され、原案どおり承認されました。今回をもって高橋会長が退任し(顧問に就任)、新たに増子会長(東北電力 取締役会長)が就任しました。
総会後には、在日カナダ大使館参事官 広報部長のマット・フレーザー氏が「カナダと日本を結ぶ25年の歩み」と題し、講演を行いました。フレーザー氏は外交業務に携わったこれまでの25年を軸に日加交流の歴史について振り返り、「今後も友好親善関係の促進に取り組みたい」と話しました。両国が築いてきた絆を再認識するとともに、参加者にとって今後の友好関係の深化を考える貴重な機会となりました。
- 退任挨拶を述べる高橋会長
- 就任挨拶を述べる増子会長

講演するマット・フレーザー氏