約300名が出席した「安全誓いの会」
本会は、昨年5月に発生した請負工事感電死亡災害の発生事業所である長岡電力センターが、災害を風化させないこと、二度とこのような悲惨な事態を起こさないよう、関係者全員で安全を誓い合う場として開催しました。当日は、長岡電力センターをはじめ、長岡営業所およびグループ企業・工事会社・協力店など関係者約300名が参加しました。
冒頭、感電災害で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、全員で黙祷を捧げました。続いて、主催者および来賓の方からの挨拶の後、災害の振り返りと再発防止に向けた取り組みが紹介されるとともに、JR東日本から出向している安全保安管理室の丸山副室長が講演を行いました。
- 長岡電力センター 五味所長 開会挨拶
- 新潟支社 佐々木副支社長 来賓挨拶
- 本社安全・品質管理室 北嶋副長 来賓挨拶
感電死亡災害の振り返りと安全への取り組み
昨年5月11日に長岡電力センター管内において、請負工事会社作業員が変圧器塔取替工事に伴う事前準備作業中に変圧器塔内部を確認しようと覗き込んだ際、頭部が充電部に接触し感電する災害が発生しました。その後、被災者の回復を願う私たちの想いも届かず、残念ながら数日後に息を引き取られました。
この災害について、発注者である長岡電力センターの斉藤配電工事課長、受注者であるユアテック中越営業所の佐々木副所長が、災害発生時の振り返りと、地中機器塔(操作)研修会や危険感受性向上訓練など発生から1年間継続して行っている安全への取り組みを紹介しました。
- 長岡電力センター 斉藤配電工事課長
- ユアテック中越営業所 佐々木副所長
「JR東日本の安全の取り組み」をテーマに講演
安全保安管理室の丸山副室長が、「JR東日本の安全の取り組みについて」と題して講演し、鉄道と電力は、事業を運営するために常に危険の中にいるという特性があり、同種の課題が多くあると述べたうえで、危険に気づくポイントとして以下の4点を挙げました。
- 自分の仕事に、どのような危険が存在するか想像する力をつける
- 正しいルールや手順、正しい状態を知っている
- 3現主義(現地・現物・現人)を実践する
- 変化点(初めて・変更・久しぶり・引継ぎ)を管理する
最後に、「気づく」「話す」「直す」を進めるために、本会のように安全に対する価値観を共有する場の提供が、安全意識を高める事に繋がると述べました。

東北電力安全保安管理室 丸山副室長
「NO」と言える、真のイコールパートナーに向けて
長岡電力センターの嶋村配電工事課課長、ユアテック中越営業所の佐藤副所長が、真のイコールパートナーとして「NO」と言える関係づくりの構築に向け、双方が取り組むべき事項を「安全誓いの言葉」として宣言しました。
最後に、長岡電力センターの田中配電工事課副長の掛け声のもと、参加者全員で東北電力グループ安全・保安方針を唱和し本会を締めくくりました。
事務局を務めた長岡電力センターの三浦安全主査は、「請負工事感電死亡災害から1年間、取り組めるものは全て取り組んできた。本会を通じ、関係者全員が二度とこのような悲惨な事態を起こさないことを心一つに誓うことが出来たものと思っている。今後も、本災害を風化させないために次世代へ語り継いでいきたい」と思いを述べました。
- 長岡電力センター 嶋村配電工事課課長
- ユアテック中越営業所 佐藤副所長
- 長岡電力センター 田中配電工事副長
- 参加者全員で東北電力グループ安全・保安方針の唱和
- 長岡電力センター 平井所長代理 閉会挨拶
- 長岡電力センター 三浦安全主査
