■配電部門■2023年度「配電部門関係会社合同安全大会」を開催

 6月12日、配電部門関係会社合同安全大会が開催され、各社が安全宣言を行うとともに「死亡災害ゼロ・重大災害ゼロ」の達成を誓い合いました。

全員で「死亡災害ゼロ・重大災害ゼロ」を目指す

 配電部門では、「『東北電力グループ安全・保安方針』に基づく行動の実践と5Sの徹底で、重大災害・繰り返し型災害を撲滅しよう ヨシ!」を安全管理活動方針に掲げ、安全活動に取り組んでいます。

 しかし、東北電力および東北電力ネットワークでは関係会社を含めて、1998年以降25年連続で死亡災害が発生しており、大変憂慮すべき状況となっています。

 本大会は2年連続で開催され、戸田副社長をはじめ、関係会社の経営幹部など約20人のほか、テレビ会議やTeamsにより各支社配電統括リーダーなどの関係者も参加。公益的なインフラを担う電気事業者にとって最も大切なこととして、ともに働く仲間の命を守り、地域・社会からの信頼を得ていくことを互いに確認し合うとともに、東北電力グループ安全・保安方針のもと配電部門関係会社が一体となり安全かつ健康的な職場形成と労働災害の根絶を目指すことを決意しました。

 

 冒頭、出席者全員でこれまで殉職された方々に黙とうをささげた後、戸田副社長が訓示を行い、①他社の事例を自分事として捉えること、②コミュニケーションの向上を意識すること、③作業環境の改善を考えること、に重点を置き、配電部門の関係会社が一体となり「死亡・重大災害ゼロ」に向けて取り組むことを求めました。

 

 

 

講演「皆様にお伝えしたいこと~大震災の経験を踏まえて~」東北電力 竹内顧問

 続いて、東日本大震災当時、宮城県警察本部長として指揮を執られた東北電力の竹内顧問が「皆さまにお伝えしたいこと~大震災の経験を踏まえて~」と題し、危機管理と安全管理について講演しました。

 竹内顧問は、警察職員の使命感と配電部門の使命感が似ていることに触れ、震災時に職務を全うし殉職された職員の方々の無念さを伝えるとともに、仲間の命や健康を守るためには、具体的に注意喚起することが重要であると述べました。

 参加者らは、災害・事故の教訓を自分事として捉え考える機会になりました。

 

 

 

「死亡・重大災害ゼロ」に向けた各社の安全宣言

<東北電力ネットワーク 赤川配電部長>

  • 作業時、通常と違う感覚を持った場合、予定外の作業および変更があった場合は、立ち止まり、関係者で打ち合わせや確認を行い、現場実態に応じた安全対策を実施したうえで作業を進めます。
  • 当社から工事会社や委託会社へ作業を依頼する際は、作業の準備段階、作業の引き渡し、作業の状況変化等において、発注者として必要な役割と責任を果たし、安全な作業環境を提供します。
  • 当社は、ルール上、問題がある指示・依頼は行いません。施工上、無理のある指示・依頼に対しては、真のイコールパートナーとして工事会社や委託会社から「No」と言っていただける関係を構築します。

 

 

 

<ユアテック 中村配電部長>

  • 「 安全文化 」「声を上げる文化」 の 構築 に向け、トップとしての想いを現場 へ発信するとともに、現場の課題にスピード感を持って対応し、納得感 のある 働きやすい作業環境作りを行います 。
  • 作業計画段階における安全強化策として、工程会議の充実ならびに、発注者との情報連絡会における課題の整理・改善など、コミュニケーションの更なる活性化により作業計画の充実を図ります。
  • 作業現場の安全確保に向け、「安全・施工品質 絶対ルールブック」を活用し、過去の災害を踏まえたTBM-KY-Rの徹底を図り、作業現場特有の危険要因を捉えた対策が実施されているか、安全パトロールにより確認します。

 

 

<東北七県配電工事 佐藤配電部長>

  • 私たちは、過去の労働災害の教訓を活かし、作業現場や職場におけるコミュニケーションを充実させ、危険に対する感受性と安全意識の向上を図ります。
  • 私たちは、安全衛生に係る法令や、社内の規程基準等で定めた基本ルールを確実に遵守するという高い倫理観を持ち、安全最優先の行動を実践します。
  • 私たちは、安全パトロールや対話などを通じ、職場実態の把握に努め、効果的な改善を図るとともに、労働安全衛生マネジメントシステムにより更なる安全衛生水準の向上に努めます。

 

 

<東北電力配電工事協議会 吉田会長>

  • 「安全・保安方針に基づく行動の実践と5Sの徹底で、重大災害・繰り返し型災害を撲滅しよう ヨシ!」のもと、決意を新たに「各命題の達成」と「基本行動」に取り組みます。
  • 安全意識を作業する一人ひとりまで徹底して浸透させるよう努力します。そのために、現場の声に耳を傾け、作業環境の改善を常に考え行動します。
  • 災害事例を他人事と捉えることなく、仲間との安全を思いやる「確認会話」や「声出し・声掛け・意見出し」を愚直に実践します。

 

 

<東北送配電サービス 髙橋配電部長>

  • 私たちは、初めての作業、久しぶりの作業、予定外の作業変更では、一旦立ち止まり、関係者と気持ちを通い合わせて、不安や疑問が無い状態で作業を進めます。
  • 私たちは、配電工事に携わる一員として、関係者と共に安全管理に必要な能力を高め合い、安全最優先の意識が一人ひとりまで浸透するよう努めます。
  • 私たちは、ルールを守るため、お互いの立場を超えてよく話し合い、真のイコールパートナーといえる関係を構築します。

 

 

 

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