■新潟支社■佐渡島において需給最適制御工事の安全祈願祭を開催しました

 5月24日、太陽光発電所の新設と蓄電池システムの設置工事を進めている佐渡島において、本格工事の開始に向けた安全祈願祭を開催しました。

太陽光発電所「ひかり、の、ちから栗野江」で安全祈願祭を開催しました

 佐渡島(新潟県佐渡市)で新設工事を進めている太陽光発電所「ひかり、の、ちから栗野江」と両津火力発電所に設置する「蓄電池システム」の本格工事の開始に向けて、安全祈願祭を開催しました。

 この工事は、再生可能エネルギーの出力変動による電力系統への影響を緩和し、安定供給を維持したまま再生可能エネルギーの最大限の活用を目指す取り組みの一環として、EMS(エネルギーマネジメントシステム)により「再生可能エネルギー+蓄電池+内燃力」の需給制御を行うものであり、新潟県が掲げる「新潟県自然エネルギーの島構想」の先導的プロジェクトとして進めているものです。

 新たに設置する太陽光発電所の出力は1,500kW、蓄電池システムは出力5,000kW・容量5,000kWhとし、今年12月の運転開始を目指しており、EMSを含めた全体の運用開始は2024年度中を予定しています。

 当日は、主催者挨拶や工事概要説明・経過報告などを行ったのち、来賓として招いた新潟県や佐渡市、メーカー関係者ら約30名が見守る中、厳かに神事を執り行いました。

小石昌典執行役員新潟支社長があいさつを行いました

 主催者を代表してあいさつに立った小石執行役員新潟支社長は、「当社は、持続可能な社会の実現に向け、再生可能エネルギーの主力電源化・導入拡大を送配電事業者として支えることで、カーボンニュートラルに挑戦している。佐渡島において当社が設置する太陽光発電所および蓄電池、既存の内燃力発電所などをEMSを活用して運用していくことで、安定供給を維持しつつ、再生可能エネルギーの最大限の活用を目指していきたい。また、無事故・無災害で完成の日を迎えられるよう、総力を挙げて取り組んでいく。」と決意を述べました。

 来賓あいさつでは、新潟県産業労働部創業・イノベーション推進課新エネルギー資源開発室の小出章室長から、「この度工事される太陽光発電設備及び蓄電池設備が、佐渡市における最適な需給制御の実現に大きな役割を果たしていただけるものと期待している。」との言葉をいただくとともに、佐渡市企画部の石田友紀部長からは、「2050年までにゼロカーボンアイランドを目指す佐渡市としては、『ひかり、の、ちから栗野江』は非常に重要な施設と考えている。今後も東北電力ネットワークと脱炭素に向けた連携を密にしていきたい。」と、今後の期待についてお話いただきました。

自治体・地域関係者へ工事の概要を説明しました

 来賓としてお招きした新潟県や佐渡市、地域関係者に対して電力システム部(変電)菅原祐介課長より、需給最適制御工事の全体構成や、佐渡島内の発電所設備、太陽光発電・蓄電池システム等の工事計画や工事概要の説明を行いました。

 菅原課長はEMSによる需給最適制御のイメージとして、「佐渡島は本土と電力系統が接続されていないことから、島内だけで電気の使用量と発電量のバランスを保つ必要がある。今後、島内ではますます太陽光発電所などの再生可能エネルギーの増加が予想されるが、天候により出力が変動する再生可能エネルギーが大量に接続された場合、電気の使用量と発電量のバランスが保てなくなり、電力の安定供給に影響を与える可能性がある。対応策としては、内燃力発電所の出力調整や、設置する蓄電池システムを活用した余剰電力の充電や需給ピーク帯での放電、再生可能エネルギーの出力抑制などを行うこととなるが、これらの制御を今回設置するEMSに担わせ、最適化を図ることにより、再生可能エネルギーの最大限の活用と内燃力発電所の効率的な運用に取り組んで行く予定としている。」と説明しました。

イイね!
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