
社長賞①「次期通信ネットワーク構築における効率化について」
受賞者…情報通信部
葛西 洋、久保 真人、佐賀 友哉、村上 隆一、廣川 祐生(敬称略)
東北電力ネットワークの通信ネットワークの大部分を構成するレガシー装置が販売終息を迎えることを踏まえ、近年多様化・高度化するデジタル化のニーズにも対応しながら、ネットワークのシンプル化、スリム化を可能とする次期通信ネットワークの整備計画を立案。機能を厳選した仕様要件を作成し、公募調達で複数メーカーに対し確認・審査を行った結果、当初より約50億円のコストが削減できる見込みとなりました。
<情報通信部の受賞コメント>
本件では外部の力に頼らずに直営による検討・検証を行うために2021年にワーキンググループ(以下:WG)を立ち上げました。WGでは若手社員の知識・技術力の向上、育成もかねて作業を続けました。メンバー全員の力を結集した結果、ネットワークの高速・広帯域化が可能となり、海外製品を含めた新規発注先を開拓することで当初予算から大幅なコストが削減できる見込みとなりました。国内の電力会社としては初めて採用する装置もあり、当社の要望を直接伝えるためメーカー本社にも赴いてディスカッションを行いました。このネットワークは現在構築を進めている段階です。今回の社長賞に相応しいものとなるよう、引き続き取り組んでまいります。
- WG活動の様子
- 海外メーカーとのディスカッションの様子
- 受賞記念写真(左から村上主任、久保主任、佐賀主任、廣川さん)
社長賞②「再生可能エネルギーの出力制御への対応について」
受賞者…再エネ出力制御対策班
(電力システム部中央給電指令所・給電G・制御技術G、ネットワークサービス部電力受給G、配電部配電系統高度化G、情報通信部通信運営G、総務部広報・地域交流G)
再生可能エネルギーの出力制御に係る社会的な影響を踏まえ、出力制御の適切な実施および関連する社外対応に万全を期すために、2019年度に「再エネ出力制御対策本部会議」を立ち上げ。本体制のもとで約2年間にわたり入念な諸準備を進めた結果、誤制御や過大制御のない適切な実施につながり、事業者からのクレームもなく国からも理解を得ることができました。
<再エネ出力制御対策班の受賞コメント>
この度の受賞は現在担当している方々をはじめ、これまで携わった多くの方々のご尽力の賜物であり、改めて御礼申し上げます。また、地域および事業者への対応にあたっては、本社ならびに支社の多くの方に携わっていただき、東北電力ネットワーク一体となって取り組んできた成果と受け止めております。今後も再エネ電源の連系拡大が見込まれ、出力制御の増加が予想されますが、出力制御が社会的に正しく理解していただけるよう、引き続き関係個所と連携し適切に対応してまいります。
- 出力制御作業会の打合せの様子
- 再エネ出力制御対策班で記念写真 (総務部・情報通信部・電力システム部・配電部・ネットワークサービス部)
社長賞③「系統運用業務高度化・効率化に向けた配電線系統盤の廃止」
受賞者…古川電力センター 配電管理課
系統運用個所では系統変更の都度、配電線系統盤、CAD系統図および配電自動化システムを修正しています。しかし拠点電力センター(以下:電セ)への集中化において、ブロック電セ側の系統図メンテナンス作業の方法や、拠点電セ側の配電線系統盤の設置スペースが課題となりました。そこで既存の「地中線設備図面管理システム」で使用している閲覧ソフト「Brava」を活用することで、導入コストなしで常に最新のCAD系統図を関係者が閲覧できるようにし、配電線系統盤を廃止して上記の課題を解決しました。本取り組みは全電セで導入することが可能であり、業務効率化と印刷費削減の効果が見込まれます。
<古川電力センター配電管理課の受賞コメント>
この度は、社長賞を受賞することができ、大変光栄に思っております。このような栄誉をいただけたのは、日頃から支えてくださる上司や同僚の方々、そして家族のおかげだと感謝しております。また、本件に関わった全ての皆さまに大変感謝しております。
社内業務の電子化やカイゼン活動が進む中、配電線系統盤も廃止・電子化できないかと考え、本取り組みを行いました。約30年余り大切に管理されてきた配電線系統盤を廃止するために最も必要なものは「廃止に踏み切る勇気」でしたが、職場の皆さまの後押しのおかげで実行することができました。
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受賞記念写真(4人の背景は一見ホワイドボードに見えますが、「系統盤廃止後の姿」です)
(写真左から)阿部副長、小松さん、安部さん、千葉さん
坂本社長 お祝いの言葉
受賞された皆さん、誠におめでとうございます。今回受賞された3案件は収益性の向上、安定供給、業務改善という面でとても大きな成果を挙げました。私が考えるにその要因は3つあります。
1つ目は、高い意識とチャレンジ精神。2つ目は、様々な課題を1つ1つ克服していく粘り強い努力。そして3つ目は、皆さんのチームワークです。受賞者の皆さんはこの3つを経験し、その重要性を実感しているのではないでしょうか。是非この経験を「やればできるのだ」という自信につなげ、「もっとやってやろう」というモチベーションに変えていただきたいと思います。さらに日常業務はもとより、次の業務改善に向けた行動につなげていただくことを大いに期待しております。
今回、社長賞のほかにも秀賞、優賞、良賞の各賞を決定しました。どの案件もみなさんの努力の足跡が伺える素晴らしい案件でした。皆さんの努力に心より敬意を表します。
そして次の業務改善に向けて「自分たちもやってやろう」という大きなうねりが生まれることを期待して、私からの挨拶とさせていただきます。
本日は誠におめでとうございました。

左から古川電力センター 配電管理課(現所属:白石電力センター)安部さん、電力システム部中央給電指令所佐藤副調査役、情報通信部(通信技術)久保主任とお祝いの言葉を述べる坂本社長
事務局より
東北電力ネットワーク2022年度(2回目)社長表彰では、上記社長賞のほかにも秀賞1件、優賞4件、良賞8件が受賞決定しています。
過去の受賞案件の概要もご覧いただけます。




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