■仙台電力センター■広瀬通変電所で青葉消防署・東日本興業との合同火災対応訓練を実施!

 2023年7月24日、広瀬通変電所の火災時の対応力強化を目的に、青葉消防署・東日本興業・仙台電力センター合同の火災対応訓練を初めて実施しました。

仙台市中心部の地下変電所火災を想定 関係機関と連携して災害対応力を強化!

 広瀬通変電所は、仙台市中心部に位置し、周辺のビルや繁華街などに電力を供給している東北電力ネットワーク(以下、東北電力NW)管内でも指折りの重要な配電用変電所です。

 宮城支社では、2022年3月16日の福島県沖地震の際に発生した西仙台変電所の主要変圧器火災を踏まえ、変電所火災への対応力を強化していく必要性を感じたことから、同年11月に西仙台変電所で太白消防署と仙台電力センターの合同消防訓練を実施していました。

 今回は、特に周辺地域への影響が大きく、消防車設置・消火対応に対して制限もあり、また複合ビルで避難に時間を要することが想定される広瀬通変電所における火災発生時の対応力強化を目的として、青葉消防署、ビルオーナーである東日本興業および仙台電力センターによる合同火災対応訓練を実施しました。地下変電所における合同火災対応訓練は、宮城支社管内では初めてで、訓練は二部構成で行いました。

 

<訓練概要>

(第一部)

 ・青葉消防署との広瀬通変電所の現地踏査(調査・確認)

 ・青葉消防署との消防ポンプ車・ホース設置訓練

(第二部)

 ・東日本興業との火災発生時における初動対応および情報伝達訓練

 ・東日本興業との実際の119番回線を使用した消防署への通報・連絡訓練

 ・東日本興業との複合ビル・広瀬通変電所からの避難訓練

 ・青葉消防署とのハロゲン化物消火設備による消火後の変電所入所訓練

<参加者>

  計36名 青葉消防署 19名

       東日本興業  4名

       東北電力NW 15名(仙台電力センター 所長代理、仙台電力センター変電1課 他)

変電所設備と変電所火災時動線について青葉消防署と確認

 開会式では、青葉消防署伊東主幹が「このような訓練を企画していただき感謝申し上げる。災害に万全を期すためしっかりと確認していきたい」、仙台電力センター 山本所長代理は「変電所火災は社会的影響が大きい。臨場感を持って初動の一つ一つを確認していく」と挨拶しました。

 第一部では、青葉消防署とともに広瀬通変電所のレイアウト、電気設備の調査・確認を行いました。その中では消防ポンプ車設置場所の確認、ホース設置ルートの確認・敷設、避難ルートの確認に加えて、当社より、変電所設備や消火に際しての留意点などの説明を行いました。消防署員の方から積極的に変電所設備に関する質問が出るなど、消防と電気のプロ同士の確認は大変有意義なものとなりました。

 

変圧器火災を想定した関係機関との火災対応訓練を実施

 第二部では、変電所で点検中に変圧器から火災が発生したというシナリオで、ビルオーナーの東日本興業とともに、火災箇所特定・情報伝達訓練、実際の119番回線を使用した火災通報訓練、変電所からの避難訓練を実施、また、ハロゲン化物消火設備による消火後の変電所入所訓練では、ハロゲン化物を排気する手順を確認したのち、実際に酸素ボンベを装備し入所するなど、地下変電所火災の特徴点を一つ一つ確認していきました。

 

消防署・東日本興業との合同訓練を定期化し、更なる対応力を強化!

 講評では、青葉消防署伊東主幹より「訓練では災害状況、避難者の確認など的確に対応されていた」、東日本興業の春山部長より「訓練に参加させて頂き感謝。変電所火災訓練は今まで実施したことが無かった。これを機に色々と想定していきたい」とコメントがありました。また、東北電力ネットワークの西本変電統括リーダーは「地下変電所で初めて訓練を実施し、今後確認しなければならない点が見出されたことが成果。この成果を活かしてほしい」と講評し、山本所長代理は「地下変電所火災時の初動の基礎を確認できた。訓練でどの程度対処できたか振り返り、実災害時に備えて欲しい」と総括しました。

 今回の訓練で得られた成果・課題を評価・改善し、青葉消防署、東日本興業と引き続き連携して対応力強化に努めていきます。

 

 

訓練の所感

イイね!
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