
川村さんの功績、東北電力での歩み
川村さんは1969年4月に東北電力へ入社し、2010年10月に定年退職するまで41年間、その後も再雇用で5年間勤務しました。
この間、角館営業所生保内出張所、湯沢営業所雄勝出張所、横手営業所雄物川出張所など東北の中でも豪雪地帯にて勤務し、配電線の停電復旧・保守に従事しました。
当時の電線は被覆のない裸電線であったことから、配電設備の保守は一歩間違えれば感電災害に繋がりかねない危険な作業であり、現在のような高所作業車もない時代に胴綱一本で電柱に昇り、夜間や強風時を問わず保守作業を行っていました。
特に冬季間は、連日の厳しい寒さのなかで凍傷や低体温症、落雪や雪崩にも注意を払って配電線の保守にあたる必要がありました。
また、豊富な経験を活かし、現場第一線の作業監督者および安全指導者として後輩の指揮・指導にも尽力。その際には、過去の勤務経験をもとに地理的特徴や配電設備の保守作業を職場内に継承し、停電事故発生時の早期復旧の指揮と技術指導を行いました。
今回、これらの長年の功績が認められ、令和5年秋の叙勲で「瑞宝単光章」を受章しました。

受章した川村誠さん
戸田副社長との面談
川村さんと奥様は、11月9日に東京にて開催された伝達式・皇居での拝謁式に出席。その後本店ビルを訪れ、東北電力ネットワークの戸田副社長と面談(赤川配電部長、清水総務部部長が陪席)し、受章の報告をしました。

伝達式・拝謁式会場の様子や受章後の心境、現役時代の思い出などを語り、終始和やかな雰囲気の面談となりました。
川村さんは、「出張所勤務時代に、地域の方々と家族ぐるみのお付き合いをしたことが特に印象に残っている」と話し、地域とのつながりを大切にしながら仕事に向き合っていた当時の様子を振り返りました。
- 国から授与された勲章を戸田副社長へ披露する川村さん
- 受章の喜びと、現役時代の思い出を語る川村さんと奥様
これからも、川村さんはじめ、電力の安定供給に尽力された先輩方の意志と先輩方が築いた地域との絆を大切に受け継いでいきましょう!

左から清水総務部部長、奥様、川村さん、戸田副社長、赤川配電部長