電力中央研究所との研究開発交流会を開催

 10月17日、一般財団法人電力中央研究所との連携強化および当社企業グループにおける研究開発の推進を目的として、研究開発交流会を開催しました。

昨年度の研究成果と今年度の研究計画を共有

 研究開発交流会には、本店および各事業所、またグループ企業57か所からの参加(テレビ会議システムを活用)がありました。

 冒頭の挨拶で樋口社長は、昨今の世界情勢や当社の財務状況に触れたうえで「電力の安定供給に資する研究開発へ着実に取り組みつつ、『カーボンニュートラルチャレンジ推進に向けた貢献』、『スマート社会実現・新たな収益源創出』、『電力スマート保安・レジリエンスへの着実な取組』を重点とする研究開発を通じて、地域の持続的発展と東北電力グループの成長を目指していく」と述べました。

 また、一般財団法人電力中央研究所(以下、「電中研」という)の犬丸専務理事は「電力安定供給を大前提に、再エネの主力電源化、原子力の最大限の活用、火力のゼロエミッション化を軸とする電源の脱炭素化に加え、電化の促進、次世代電力ネットワークの構築など、極めて多岐にわたる課題の解決が求められている。電中研は二年前に新たな研究推進体制を整備し、これらの課題にスピード感を持って、かつ総合力を最大限発揮して取り組んでいるところ。着実にその成果が出てきている」と挨拶し、あわせて大高上席研究員から電中研の昨年度の研究成果と今年度の研究計画が報告されました。

 

最新の研究テーマについて講演・意見交換を実施

 電中研より、最新の研究開発活動として、気候変動や石炭灰用途の拡大に繋がる大型の藻礁※の製造と海藻着生性の評価、火力発電における脱炭素燃料導入効果の評価手法の構築など、以下の6テーマについて講演いただきました。また講演後には参加者による意見交換も行われ、非常に有意義な交流会となりました。

※藻礁(そうしょう):コンクリートなどからなる、海藻類を繁殖させるための設備

 

テーマ

電力中央研究所 講演者

気候変動を巡る全体潮流の把握

社会経済研究所

上野貴弘上席研究員

石炭灰用途の拡大に繋がる大型藻礁の製造と海藻着生性の評価

エネルギートランスフォーメーション研究本部

日恵井佳子上席研究員

火力発電における脱炭素燃料導入効果の評価手法の構築

エネルギートランスフォーメーション研究本部

吉葉史彦副研究参事

社会・産業構造を反映した地域電力需要の分析手法の開発

グリッドイノベーション研究本部

鶴見剛也上席研究員

ドローン空撮画像を用いた送電設備における

接近木の離隔評価技術の開発

サステナブルシステム研究本部

中屋耕上席研究員

インバータ連系電源の導入拡大が系統保護へ及ぼす影響の評価

グリッドイノベーション研究本部

会田峻介主任研究員

 

イイね!
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