
2023年の新入社員4名にオンラインでお話を伺いました
【座談会 参加者(写真左上から時計回り)】
・東北電力 秋田支店販売カンパニー 法人営業 井上 愛理さん
・ 〃 青森発電技術センター 土木課 山下 怜映さん
・東北電力ネットワーク 郡山電力センター 送電課 鈴木 勇斗さん
・ 〃 十日町電力センター 配電課 佐藤 敦也さん

入社1年目を振り返って
(十日町電力センター 配電課 佐藤さん)配電部門では配電設備の建設や保守、運用などを主な役割としており、停電が発生した際には現場に向かい復旧作業に当たります。学生時代には停電が発生しても家で復旧を待つだけでしたが、今は私自身が配電部門の一員として、真っ先に現場に向かい復旧作業に携わっており、責任とやりがいを感じています。
知識や経験の部分でもまだまだ未熟ですし、分からないこともたくさんあり、先輩方に教えていただきながら業務に取り組んでいるところです。1日でも早く一人前になれるよう勉強に励んだ1年でした。

(郡山電力センター 送電課 鈴木さん)私は送電設備の保守業務を担当しています。率直な感想として、日々学ぶことがたくさんあり、1年があっという間に過ぎました。例えば、巡視では送電設備のどの部分を見ればよいか、修繕工事の設計ではどのような書類や手続きが必要かなど、最初は全く分からないところからのスタートで、先輩方に一つひとつ教わりながら何とか進めてきました。今もまだ独り立ちできているとは言えない状況ですが、引き続き、先輩方から多くのことを吸収し、成長できるよう取り組んでいきたいです。

(秋田支店販売カンパニー 法人営業 井上さん)佐藤さんと鈴木さんは電気を届ける側の仕事をされていますが、私は皆さんが届けた電気をお客さまに有効に使用していただく方法や、省エネにつながるような提案などを担当しています。入社前、電力会社の営業は電気の契約を扱う仕事がメインだと思っていましたが、入社して実際に業務に携わると、お客さまの困りごとやさまざまなご要望にお応えするためのエネルギーソリューションをはじめ、電気の販売以外でもさまざまなサービスを提供している会社だと実感し、印象が変わりました。
まだ一人でお客さまに提案した経験はありませんが、これからもたくさんの知識を得ながら、先輩方のようにお客さまのニーズにお応えできる人材になりたいです。

(青森発電技術センター 土木課 山下さん)私も皆さんと同じように、土木部門がどのような業務を行っているか役割を理解するところから始まりました。私は水力発電所の保守・管理を担当していますが、入社前は実際に水力発電所を見たこともありませんでした。上司と先輩が山奥にある水力発電所の設備を見る機会を設けてくださり、設備の名称や役割、発電所の特徴などを丁寧に教えていただいたことが印象に残っています。
また、事務所では工事の発注や日々の事務作業を行っています。まだまだ分からないことが多く、ミスや失敗をすることもありましたが、その経験を糧に自分自身が成長できたと思える1年でした。

仕事のやりがいについて
(井上さん)法人営業部門では、お客さまから実際にお話を伺い、お客さまが抱えている課題をどのように解決していくのか、当社からの提案を通じてともに考えることができます。直接、お客さまによりそった対応ができることがやりがいだと思います。まだ自分自身ではお客さまのためになったと実感する機会は多くないものの、今後どんどん成長し、自分なりに仕事ができるようになれば、よりやりがいを感じられるのではないかと考えます。
また、業務を通じて、環境問題や再生可能エネルギー、空調設備など、幅広い知識に触れる機会が多くあり、お客さまからエネルギー業界に係る話題を聞かれることもあるため、今まで知らなかった世界の知識も学びながら、業務に取り組めていることに面白さを感じています。
(佐藤さん)私がやりがいを感じるのは停電の復旧作業に携わり、停電を解消した時です。
配電部門はお客さまに最も近い仕事をしています。停電は雨や風、雪など天候が悪いときに発生することが多く、その中でも現場に向かう必要があります。初めはつらさを感じていましたが、停電の復旧作業を行った際、お客さまから直接、感謝の言葉をいただき、とてもやりがいを感じ、これからより頑張っていこうと思いました。窓口業務ではお客さま宅に直接訪問し、電気を通電する際の最終確認として検査・調査を行っていますが、自分自身で電気を送り届けられることにも喜びを感じます。
(鈴木さん)送電線の事故を未然に防ぐことにやりがいを感じています。配電線には被覆がありますが、送電線は裸線です。送電線の近くで家屋の新築工事が行われ、高さのあるクレーン車などが使用される場合、直接送電線に接触しなくても、近づきすぎると事故を引き起こす危険性があります。現場の巡視でこのような場面を確認した際には、建築会社と打ち合わせの機会を設け、電線との距離を十分に確保いただくために、クレーンを上げる高さを決めるなど、事故の未然防止を図っています。
また、送電線の事故の巡視を経験した際には、「自分が送電線を守っているんだ」と強く実感が湧きました。
(山下さん)発電所の保守・管理を行っている中で、雨や雷などの影響により予期せぬトラブルに直面することがあります。そのトラブルに対処するための迅速な判断力や状況に応じて対応する能力が必要だと思っています。定期巡視の際にトラブルを未然に防ぐことで、発電所を安定的に稼働し、電気を日々供給し続けることが、私にとってのやりがいです。
また、トラブルが起きた際に上司や先輩とどのように解決するかを話し合うときや、自ら作成した工事計画が想定どおりに進捗し竣工したときにもやりがいを感じます。
仕事を通じてうれしかったことや苦労した点について
(井上さん)先輩とお客さまの元に訪問した際、お客さまから「新電力の方が料金は安いかもしれないが、東北電力さんのことを信頼しているから切り替えないよ」との言葉をいただきました。これまで先輩方がお客さまとの信頼関係を築き上げてくださった賜物だと実感し、とても印象に残っています。信頼は長年の積み重ねから得られるものであり、それを私が壊すことのないよう今後取り組んでいかなければと、身が引き締まる思いです。
(山下さん)私が担当している発電所は事務所から遠くに位置しているため、現場作業を終えて事務所に戻るまでに1日がかりになることもあります。ある日、担当する発電所から戻り、事務処理を終え退社しようとした際に、その発電所でトラブルが発生しました。上司から「山下、もう一度行くぞ」と声をかけられ、トラブル対応に向かったことがありましたが、発電所の保守・運転にかける上司の思いが強く印象に残っています。
(佐藤さん)新潟県は雪が多く、この冬、12月は停電復旧作業を多く経験しました。特に、スノーシューを履いて徒歩で片道約2時間かけて雪山を登り、停電を復旧させたことが印象に残っています。現場に到着したときには体力も気力も底を突きかけていましたが、実際に電気が復旧する瞬間を現場で目にし、達成感を感じ、疲れが吹き飛ぶような思いでした。
(鈴木さん)以前、雷の影響で複数の送電線の電圧が瞬時低下する事故が起きた際に、朝早く出社し、巡視をしたことが印象に残っています。山の中を歩いて巡視したり、鉄塔を上り下りしたりと、1日対応し終えると足がプルプルと震えるほど体力的につらかったこともありましたが、先輩方と一緒にやり遂げることができました。
2024年の抱負について
(山下さん)「失敗を恐れずに、まずはやってみる」
何事にも自ら進んで挑戦する年にしたいと思っています。1年目は上司や先輩からの指示を受けて行動することが多くありましたが、2年目は自分が担当する工事も決まっていることから、どの時期にどの工事をやるかなどの道筋をしっかりと立て、タスク管理にも努めていきたいです。
また、4月には職場に新入社員が入ってくると思いますが、後輩からの質問に答えられないことがあったとしても、忙しさを理由に投げ出すことなく、先輩方がしてくださったことと同じように、私も後輩に一つひとつ丁寧に教えるなど、一緒に考え、理解し、ともに成長したいです。ミスや失敗を恐れず、それを一つの成長の機会と捉えていく心構えです。

(鈴木さん)「誇りと責任を持って業務に取り組む」
この1年を振り返ると、良くも悪くも自分が新入社員だということに甘えていた部分があり、「新入社員だから分からなくても仕方ない」と割り切ってしまったことも何度かありました。送電設備の保守という業務に誇りを持ち続け、何事も吸収して頑張っていきたいと思います。
来年度は新入社員も入ってくると思います。先輩方は知識量が多く、疑問を投げかけるとすぐに答えてくれます。頼もしい先輩方のように、私も後輩に教えられるよう、送電設備に係る知識をより深めたいと思っています。

(佐藤さん)「停電が発生した際、一秒でも早く電気を供給する」
私も鈴木さんと同じように、先輩や上司に甘えていた部分があり、お客さま対応の際には必ず近くに上司や先輩がそばにいて、困ったことがあればすぐに相談できる環境でした。2年目からはお客さま対応も1人で行わなければならないため、仕事の成果や責任が求められることに不安やプレッシャーを感じています。
先輩方のように自分も後輩にうまく教えられるか不安ですが、今まで書いてきた日誌を振り返り、後輩にも一つひとつ丁寧に教えることを心掛けたいです。後輩とともに自分も成長できるような1年にしたいと思っています。

(井上さん)「振り返ったときに成長したと言える1年にする」
昨年はさまざまなことをインプットすることが多く、受け身になってしまうこともありました。
自ら主体的に行動することで成長にもつながることから、今年は意識して取り組みたいと思っています。また、しっかり働くためにも安全と健康管理を十分に心がけて、業務に取り組みたいです。プライベートでは、秋田県内のいろいろな場所を訪れて、地域の魅力を発見できるような1年にもしたいと思っています。

(司会者から一言:ソーシャルコミュニケーション部門 前川)
今回はオンラインでの開催となりましたが、新入社員の皆さんから、自らの成長のために今後どのように行動していくかや、将来を見据えた抱負などを伺うことができ、私自身も初心に帰ることができました。座談会に参加してくださった皆さん、ご協力いただきありがとうございました!
※本座談会は2024年1月上旬に実施しました