
燃料装荷時期は「2024年9月頃」へ見直し。再稼働は「2024年11月頃」に
女川2号機は現在、2024年5月27日に安全対策工事が完了(関連記事)し、燃料装荷前に実施する「大規模損壊訓練」「シーケンス訓練」に向けた準備をしているところです。
こうした中、大規模損壊訓練に先立って原子力規制庁による原子力規制検査(現場確認)が6月に実施されました。その中で、重大事故時等の対処設備として配備した可搬型設備※1の保管エリアおよび移動経路※2近傍の仮設建築物について、地震で倒壊した場合の影響評価を行っていなかったことが指摘されました。
この指摘を踏まえ、仮設建築物が地震で倒壊した場合の影響評価を行うとともに、評価結果を受け、仮設建築物(休憩所2棟、倉庫1棟)の撤去作業を進めているところです。
このうち仮設建築物(倉庫1棟)の撤去作業に時間を要していることから、燃料装荷前の訓練実施時期を2024年8月とし、燃料装荷時期を2024年9月頃に見直したものです。
※1:重大事故時等において、原子炉を冷却するための水を送水する大容量送水ポンプ車等の設備
※2:重大事故時等において、大容量送水ポンプ車等の可搬型設備を保管エリアから設置場所まで移動・運搬する道路(アクセスルート)

記者会見での説明資料/仮設建築物の撤去作業状況 ※仮設倉庫は7月下旬までに撤去予定
- 記者会見で説明する青木原子力部長
- 記者からの質問に答える渡邉副部長
再稼働の完遂に向けて

再稼働に向けては安全確保が最優先であり、まずは燃料装荷前に実施する8月の訓練を確実に対応していくこと、またその後の再稼働に向けては「燃料装荷」や「原子炉起動」に伴う各種検査・試験などのプロセスが控えていることから、必要に応じて立ち止まりながら確認を進め、それら一つひとつにしっかりと対応していくこととしています。
震災の被害を受けたBWRの再稼働という、歴史に残る一大プロジェクトの完遂に向けて、安全最優先で総力を挙げて取り組みましょう。