
9月3日に燃料装荷を開始。作業は一週間程度を予定
燃料装荷とは発電所原子炉建屋内の使用済み燃料プールに保管している燃料集合体※1を燃料交換機※2を用いて、原子炉圧力容器※3内に挿入することです。
※1:ウランを詰めた燃料棒を複数束ねたものを「燃料集合体」と言う。燃料を原子炉に入れたり、使い終わって取り出したりする時に、ばらばらにならないようにする構造。支持格子によって、燃料棒と燃料棒の間は最適な間隔を保ちながら束ねている。
※2:原子炉建屋最上階に設置。原子炉内への燃料の装荷や取り出し時に、燃料を所定の位置に移動させる設備。
※3:核分裂を起こすための燃料集合体が入っている低合金鋼製の容器。発電を行うための蒸気が作られる。
- 沸騰水型原子炉(BWR)の透視図
- オペレーションフロアの写真。左側が使用済燃料プール、右側が原子炉圧力容器

燃料装荷作業の詳細①

燃料装荷作業の詳細②
女川2号機では5月の安全対策工事完了後、8月に「大規模損壊訓練」「シーケンス訓練」を実施し、「燃料体を挿入できる段階の検査」を完了。9月3日に原子力規制委員会より「試験使用承認書」を受領し、燃料装荷を開始しました。
今回挿入が計画されている燃料集合体は560体。4班体制による24時間作業の下、一週間程度で作業を完了する見込みとなっています。
再稼働時期(発電再開)は2024年11月頃を想定。今後の工程は?
女川2号機の再稼働に向けては、今回の「燃料装荷」をはじめ、「原子炉起動」、「再稼働(発電再開)」、「営業運転開始」に係る各種試験・検査、作業などがあることから、こうしたプロセスについて、必要に応じて立ち止まりながら確認を進め、それら一つひとつにしつかりと対応することとしています。
なお、再稼動工程に係る情報については、今回の「燃料装荷」から新たに「週報※1」「日報※2」の運用を開始し、作業予定や作業実績についてお知らせすることとしています。
※1:「燃料装荷~原子炉起動」および「定格熱出力到達~営業運転開始」の期間、毎週金曜日15時にホームページを更新予定
※2:「原子炉起動~定格熱出力到達」の期間、毎日15時にホームページを更新予定

燃料装荷作業が完了すると女川2号機の原子炉圧力容器は560体の燃料集合体で満たされ、原子炉起動から再稼働へと工程はいよいよ佳境に入ります。
東日本大震災の被害を受けたBWRの再稼働という歴史に残る一大プロジェクトの完遂に向け、安全最優先で、東北電力グループの総力を挙げて着実に歩みを進めていきます。


