
開催の背景
東北電力グループは、2024年4月に策定した「よりそうnext+PLUS」において、DXを特に注力すべき経営基盤、事業変革を支える強力なドライバーとして位置づけました。一方、同年3月に東北電力グループ34社を対象に実施したDXリテラシーアンケートでは、61.5%の方が「DX推進に向けた情報発信・教育・環境整備に不足を感じている」という回答をしています。こうした結果や、日々進歩するデジタル技術の“いま”に直接触れ、業務変革につなげてもらいたいとの思いから、本フォーラムを開催しました。
フォーラムの概要および小山常務あいさつ
本フォーラムは「講演」、「社内DX事例紹介」、「技術紹介」、「展示」のプログラムで構成し、デジタル技術を有する企業7社が一日を通してDXの重要性や最新のテクノロジーなどについて紹介しました。

フォーラムの冒頭では、東北電力CDO(チーフ・デジタル・オフィサー)の小山常務が登壇し、社員に心がけて欲しいこととして「常に挑戦すること」を挙げ、「何もしないよりは失敗をした方が得られることが多い。そのためにも、デジタルスキルの向上に取り組んでいただきたい。知識を習得できる機会をたくさん用意しているので、活用いただきたい」とメッセージを送りました。また、経営幹部に向けて「取り組みを進めるにあたっては、トップの理解が欠かせない。経営層、幹部、マネージャーの皆さまには、自らがけん引役であるという気概を持って、リーダーシップを発揮していただきたい」と激励しました。

講演および社内事例紹介
講演では、日本マイクロソフト 執行役員常務クラウド& AI ソリューション事業本部長 岡嵜 禎氏、SAPジャパン デジタル社会基盤事業統括本部 公共・公益営業部 部長 小林 卓也氏にご登壇いただきました。
岡嵜氏には、生成AIをテーマに「なぜ注目されているのか、何ができてどう使われているか、今後どのような可能性があるのか」を、米国での最新情報を交えてわかりやすくご説明いただきました。小林氏には、SAPジャパンのビジネスモデル/オペレーションモデル変革の軌跡を題材に、企業に必要な全社変革の仕組みづくりについてご紹介いただきました。
社内DX事例紹介では、火力部の佐々木超悟課長、電力システム部の照井翔太さん、遠藤勇作さんが、デジタル技術を導入した背景や外販までの道のり、今後の展望、検証中のシステムなどについて、現場で抱える課題解決の過程も交えながら紹介し、参加者にとって貴重な機会となりました。
このほか、技術紹介では、日立製作所・NECネッツエスアイより、各社の取り組む最新技術動向のお話がありました。また、展示では現場業務から事務作業までのさまざまな場面におけるDXソリューションについて、実機を用いた説明が行われました。
- 日本マイクロソフト㈱ 岡嵜氏による講演
- 火力部 佐々木超悟 課長による社内DX事例紹介
展示会の様子
参加者の声
フォーラムには285名が参加し、参加者からは「AIで一般業務の7~8割は対応できるという話を聞き、改めてAIの可能性を感じるとともに、近い未来の働き方を考える必要があると感じました」「DXの基礎は教育で学べるものの、実際に使用するフェーズとなった場合、“何から始めればいいか”“何を導入すればいいか”迷ってしまうが、このような講演や技術紹介があると、実業務への導入をイメージしやすい」など最新技術に対する学びや関心、業務への適用性を感じられたとの感想が挙げられました。
また、「自社イベントのため気軽に参加でき、短時間で最新の動向などを調べる機会となり有意義であった」「今後もこのような機会を設けていただきたい」といった次回の開催を期待するコメントも多く寄せられました。

内容別参加者満足度の結果
結びとアーカイブの案内
―DX推進部 笹山さんよりー
「DX新技術フォーラム」はDX推進部主催の初のイベントでしたが、盛況に終えることができました。ご協力いただいた企業の皆さま、参加者の皆さまに心より感謝を申し上げます。参加者の皆さまには本フォーラムで得た知識・情報を各職場に持ち帰っていただき、各事業領域の成長・変革を推進するための施策創出に役立てていただけることを大いに期待しております。
本フォーラムの「講演」、「社内DX事例紹介」、「技術紹介(NECネッツエスアイ社のみ)」については、アーカイブ(Teams録画)を保存しております。東北電力および東北電力ネットワークの社員はDXポータルにて閲覧可能です。企業グループの皆さまには個別にデータを配付いたしますので、ご希望の方は担当者までご連絡ください。また、出展いただいた企業へコンタクトを取りたい方も、同じく担当者までご連絡ください。
担当者:DX推進部 DX推進 塩野主査、橋本、櫻庭、高橋(慶)、笹山
