■キラリ☆企業グループ社員にフォーカス■短距離走選手として地域へ貢献!~Vol.10 東北電力 本間 和志さん~

 東北電力グループでは、従業員一人ひとりが個性を生かしさまざまな分野で活躍しています。そんな皆さんのキラリと光る活躍や多彩な活動などにフォーカスする本コーナー。第10回は、陸上競技に打ち込む東北電力の本間 和志さんに、走ることの魅力や地域への思いなどについて伺いました。

100mを10秒39。国民スポーツ大会(旧名称:国民体育大会)にも出場

 個人で短距離走に打ち込む本間さん。競技を始めたきっかけや現在の活動をご紹介します!

 

 

☆東北電力 本間 和志さん☆

・現職場 秋田発電技術センター 土木課

・出 身 秋田県由利本荘市

 

───陸上競技を始めたきっかけについて教えてください。

 中学までは野球部に所属していたのですが、思うような成績を残せず悩んでいたところ、陸上競技(投てき)をやっていた姉が秋田県大会で入賞し、それに憧れて陸上競技を始めました。

───短距離走の専門なのですか。

 はい。短い距離を速く駆け抜けることに憧れて100mを選びました。

 自分ではあまり器用なタイプではないと思っているので、「とにかく全力で真っすぐ走るだけ」というところも向いていると思いました。

────実際にやってみてどうですか。

 実際にはかなり奥が深かったです。

 100m走のタイムは、「ストライド(歩幅)」と「ピッチ(時間当たりの歩数)」で決まります。自分の場合100mはいつも52歩で走るのですが、例えばピッチを維持したまま1歩のストライドを1cm伸ばすことができれば、 最後の1歩を踏む前にゴールラインを通過することになり、タイムを短縮できることになります。こういった一見してわずかな差のために長い時間をかけて鍛錬を積み重ねるのが、短距離という種目の醍醐味です。

 

バトンパスを行う本間さん(右から3番目)(以下競技の写真は全て父親である女川原子力発電所本間義勝さん撮影)

 

───これまで参加した大会や、入賞した記録などについて教えてください。

 大学時代には、学生の全国大会である夏の全日本インカレ、春の学生個人選手権に出場しました。

 社会人1年目の今年は、国スポ※予選となる秋田県選手権大会で2位に入賞し、3年連続で国スポの400mリレー秋田県代表に選出されました。他にも東北総合選手権で5位、新潟で行われた実業団大会(全国の実業団選手が集まる大会)では10秒67を記録し、優勝しました。

※国民スポーツ大会。旧名称は国民体育大会(略称:国体)

───陸上競技の魅力を教えてください。

 自己ベストを更新できた時に嬉しいのはもちろんですが、そうでなくても日々の鍛錬によって自分がレベルアップしていることを実感できることが陸上競技の魅力だと思います。

 陸上競技における勝負の道具は唯一、自分の身体のみです。ウェイトやスプリントによって筋肉を鍛え、バランスの良い食事によって必要な栄養を補給し、身体のケアを適切に行い、十分な睡眠時間を確保することを意識しています。日々の積み重ねにより自分を強くしていき、タイムの更新という目標の達成に向けて取り組んでいます。

 

 

───学生の頃と比較して、競技に打ち込む環境に変化はありましたか。

 学生時代は周囲から「健康オタク」と言われるほど、生活環境にこだわりがありました。グラム単位で計算したタンパク質を3時間おきに摂取したり、グルテンフリー(小麦を摂らない)生活でラーメンやパスタを絶ってみたりなど、いろいろなことを試しました。

 社会人になってからは仕事や住まいなど環境の変化がありますが、与えられた環境で最大限に工夫して取り組むことを意識しています。食べるものも以前のような厳格な管理ではなく「ある程度必要な栄養をとれていたらOK」と割り切って考えるようになり、最近は出張先で食べるラーメンが楽しみになっています(笑)また、トレーニング時間を確保するためにフレックス勤務を活用して退社時間を早め、帰りに寮の近くのジムに寄っています。仕事とトレーニングを両立できる制度があることに感謝しています。

 現在は発電技術センターでの日勤に従事していますが、来年からはダムでの宿直業務が始まります。生活リズムの変化により練習計画も変わってくるとは思いますが、工夫して過ごしていけたらと考えています。

───大会に出場することについて、職場の皆さんの反応はどうですか。

 職場の皆さんにも国スポ選手として認知していただいており、応援の声をかけてもらえることも多く、嬉しく思います。今年は残念ながらチーム内のバトンミスによって失格になってしまったので、来年こそは良い結果を出せるように頑張りたいです。

 また本店の土木建築部の関係者の皆さまには大会における社名の使用などについての照会にも快く対応いただき、感謝しています。

 

実業団大会の電光掲示板に表示される「東北電力」の文字

 

───周囲の選手との交流はありますか。

 今年は高校時代のコーチから声を掛けられて社会人チームに参加し、秋田県選手権大会に400mリレーで参加しました。メンバーの職種は県庁職員や警察官など様々で、自分とは10歳以上離れた方もいます。大会に向けて休日に一緒に練習することもあり、共通の目標に向かって取り組むことが非常に楽しいです。仕事や私生活のことも話すこともあり、社会人の先輩としてたくさん勉強させてもらっています。

 国スポは事前の強化合宿で学生と交流する機会があり、競技のアドバイスをしたり、一緒に走ったりして刺激を貰いました。また同じ大会で会った際にはお互いに声を掛け合うこともあり、今年1年間で競技に関わる人との繋がりが大きくなりました。

───選手としての目標を教えてください。

 今の1番の目標は、現在の自己ベスト(10秒39)から0.1秒以上縮めて、秋田県の100m記録である10秒30を破ることです。社会人1年目である今シーズンは生活サイクルや練習環境が大きく変化したこともあり、自己ベストを更新することはできませんでしたが、シーズン終盤には生活サイクルが安定し、来年に繋がる手ごたえを得ています。

 

 

 タイム以外では、仕事もバリバリこなしつつ競技でも結果を残し、社内の方々に応援してもらえるような選手になりたいです。加えて実業団の大会では東北電力の名前を背負って走ることになるので、しっかりと会社をアピールして東北・新潟地域の盛り上げに貢献できたらと思います。

───変化する環境の中で自己ベストの更新に挑み続けるのは大変ではありませんか。

 大変なところもありますが、「今できることを最大限に楽しむ」という意識で取り組んでいます。

 大学の頃は卒業を機に引退をすることも考えていましたが、社会人の仲間の存在や会社の様々な制度のおかげで、競技を継続できています。いつかは仕事や年齢などで満足に競技ができなくなる時が来るかもしれませんが、だからこそ年齢も身体も自己ベストの更新を狙える今を大事に捉え、悔いが残ることがないように競技をしています。

───競技をしていることで得られたことが、仕事に役立つことはありますか。

 私のように「自己ベストの更新」を目標として競技に臨む場合、ある意味では失敗が常です。そのため失敗をしたときにはあまり落ち込まず、次にどのようにすればうまくいくかを考え、情報収集を行い、前向きに行動することを大事にしています。

 会社では新入社員として様々なことを経験している段階で、うまくいかないことも沢山あります。しかしそのような状況でもあまり落ち込まず、次に向けて行動することができているのは、陸上競技を通じて得られたものが役立っているのかなと感じます。少しずつではありますが、出来るようになったことも増えてきたので、これからも継続していきたいです。

 

 また小さいことですが、職場にかかってきた電話には素早く反応するようにしています。コツは私が得意とするスタートダッシュと同じで「あまり力まず、聞こえてくる音だけに集中する」ことです。

───逆に、仕事をしていた中で競技に役立つことはありましたか。

 現在所属している秋田発電技術センターの土木課では、能代火力発電所の土木構造物の維持管理全般を行っています。改修工事の実施にあたっては、工事費の算出、工事資料の作成、現場説明、工事管理など、多くの業務があります。業務にあたっては常に「今、何をしなければならないか」を整理し、優先順位をつけて取り組むことが必要です。

 100mでタイムを縮めることも、ウェイトで土台となる身体を作り、鍛えた筋肉を速く動かせるようにして、速い走りにつなげていくというステップがあります。「今、何をしなければならないか」という視点と優先順位の重要性は共通するのではないかと思います。

 

 

───読者の皆さまへのメッセージをおねがいします。

 現在、来年の実業団の大会で着用する東北電力のロゴ入りのユニフォームを作成中です。もし陸上競技をやっている方がいらっしゃいましたら、一緒にユニフォームを着て実業団の大会に出たいと思っています。種目は問いません。ご連絡お待ちしております!

 選手としても社会人としてもまだまだ未熟ですが、大きく成長して、お世話になった方々に恩返ししていけたらと思っています。今後とも応援のほどよろしくお願いします!

 

 

(本インタビューは2024年12月上旬に実施しました)

 

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 東北電力 ソーシャルコミュニケーション部門(戦略広報ユニット)デジタルBRIDGE担当
  佐々木(Tel:050-7789-3295、E-mail:sasaki.tatsuhiko.wu@tohoku-epco.co.jp)

 

 

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