福島支社カイゼン交流会を開催 ~活発な議論でカイゼンを加速~

 12月12日、東北電力ネットワーク福島支社カイゼン交流会が福島市内にて開催されました。その様子をお伝えします。

昨年の全社交流会に続き、今回は福島支社交流会を開催

 東北電力ネットワークではカイゼンを企業文化として定着させるため、様々な取り組みを行っています。取り組みの一つとして、参加者間の交流を通じてカイゼンに対する新たな気づきや考え方などの共有を図り、活動の活性化に繋げるための交流会を開催しており、昨年度の全社交流会に続き、今年度は福島支社で開催されました。

 また、前回の全社交流会になかった要素として、今回は東京電力パワーグリッド、北海道電力ネットワークをゲストに招き、両社におけるカイゼンの考え方や取り組み事例を発表いただきました。

 

 


【カイゼンについておさらい】

 社員一人ひとりの創意工夫により、現状を常により良い方向に見直すことをカイゼンと定義。業務プロセスを時間の軸で見える化し、ムダ・問題点を抽出・改善することにより、生産性の向上を図る手法や5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)などを通じてカイゼンに取り組んでいる。東北電力ネットワークでは、分社化前の2018年よりカイゼンの取り組みを開始。効率化や生産性向上のみならず、業務品質向上や安全確保などにも取り組み成果を上げてきました。

 2021年10月には、全社大でのカイゼン推進体制の強化を図ることを目的に、カイゼン推進委員会を設置。同委員会のもと、社員一人ひとりの「カイゼンマインド」の育成を図るととともに、カイゼンを企業文化として定着させることで、持続的な効率化・生産性向上に向けて取り組みが進められています。

参考記事:東北電力ネットワークは10/1付けでカイゼン推進委員会を設置しました(動画付き)

 

 

多くの意見が飛び交った交流会。会場は熱気に包まれた

 会場となったホテル福島グリーンパレスには普段からカイゼン活動に職場のリーダーとして関わっている方を中心に、福島支社管内11事業所から合計37名が参加。

 

 交流会の冒頭、工藤CKOはあいさつで「カイゼン活動は、会社で働くその人の貴重な時間を浪費させないために、知恵を引き出す環境を作り、仕事のやりがいを高めることで、個人も成長し、職場も変わるという好循環を生み出す取り組み。環境変化の激しい今のような時こそ、カイゼン活動を文化として定着させ、働きがいを高め、自身の成長と職場活性化・働きやすい職場づくりに繋げていきましょう」と述べました。

 

工藤CKO

 

 その後は東北電力ネットワーク、東京電力パワーグリッド、北海道電力ネットワークの3社がカイゼン活動の発表を行いました。

 東北電力ネットワークからは企画部(経営管理)の若佐谷主査とネットワークサービス部(サービス企画)の五嶋さんがそれぞれ、これまでの活動や現在の課題、カイゼン活動への思いなどについて発表を行いました。

 東京電力パワーグリッドからは技術・業務革新推進室の篠田さまが登壇。2015年から始めたカイゼン活動を振り返り、社内の誤解や温度差といった障害を乗り越えたこと、現状の仕事からムダを見出すポイントの見つけ方、社内でカイゼンを阻む制約の解決方法などを発表いただきました。

 北海道電力ネットワークからは流通カイゼン推進室の坂上さまが登壇。これまでのカイゼン活動の変遷や今後の展望、重大な労働災害の再発防止策の検討にもカイゼン手法を取り入れていること、「カイゼンの心構え」などを発表いただきました。

 

北海道電力ネットワーク流通カイゼン推進室 坂上さま

 

 本社およびゲスト2社の発表を受け、参加者はカイゼン活動における課題を話し合うグループディスカッションを行いました。

 グループディスカッションによってカイゼン活動の課題を抽出した後、福島支社管内の事業所員によるカイゼン活動の発表が行われました。福島支社(配電)の大竹主査と吉田さん、同じく用地センターの櫻井主査と栗原主査がそれぞれの取り組みについて発表しました。

 その後は、東京電力パワーグリッド技術・業務革新推進室の明田さまと北海道電力ネットワーク流通カイゼン推進室の佐藤さま、福島支社管内の発表者によるパネルディスカッションを行いました。これまでの発表内容を振り返るとともに、各社に共通している課題やカイゼン活動に臨むうえで必要なマインドを醸成するポイントなどについて議論が交わされました。

 

 パネルディスカッションでの議論を受け、参加者は再びグループディスカッションを行いました。先のグループディスカッションで抽出された課題に対する「あるべき姿」と、そことのギャップを埋めるための対策について話し合いました。

 熱気のこもったディスカッションの後、各グループの代表者は話し合いで得られた結論を発表しました。(画像をクリックすると拡大します)

 閉会式において大内福島支社長は「ここ福島の地にお越しいただいた東京電力パワーグリッドさま、北海道電力ネットワークさまに感謝。先日福島電力センターは地中化の取り扱いで社長賞のグランプリを受賞したが、これもいわばカイゼン活動の一つ。今日の交流会で色々な気づきや参考になることがあったと思う。それを受けてカイゼン活動がさらに活発になることを期待している」と述べ、交流会を締めくくりました。

 

大内福島支社長

 

 最後に参加者全員で集合写真を撮影し、交流会はお開きとなりました。

 

画像クリックで拡大

 

当日の様子を動画でどうぞ!

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「得られた気づきを今後に」発表者、参加者の声

 交流会へ参加しての感想を、発表者と参加者に伺いました。

 

福島支社 用地センター 栗原主査(発表者)

 他社の取り組みや他部門の発表を聞いてとても勉強になった。日頃のカイゼン活動では、普段の業務において職場の同僚や後輩から受ける相談とか質問の中にカイゼンのヒントを見つけるようにしている。今日の交流会を見てカイゼン活動の切り口は自分が思った以上に色々あることが分かったので、今後の活動に生かしていきたい。

 

福島支社 用地センター 栗原主査

 

相双電力センター 配電管理課 藤井副長(参加者)

 今日は他事業所とグループディスカッションをして、新しい発見があった。カイゼン活動に必要なマインドは「気づく・話す・変える」だと考えている。「気づく」ことは誰しも自然にできていると思うが、「話す」「変える」には色々なハードルがある。風通しの良い職場づくりはもちろんだが、「変えなければいけない」というカイゼンマインドの醸成も重要。自所では一例として同業他社の技能競技会の見学や社外の方との交流会など他との接点を増やし、自分たちの事業所を俯瞰的に見られるようになることで、気づきを増やそうとしているところ。この場に参加したことで得られた気づきを事業所に持ち帰り、カイゼン活動を加速させたい。

 

相双電力センター 配電管理課 藤井副長

 

「共に切磋琢磨を」他社の参加者の声

 交流会へ参加しての感想を、東京電力パワーグリッドの篠田さま、北海道電力ネットワークの佐藤さまに伺いました。

 

東京電力パワーグリッド 技術・業務革新推進室 篠田さま

 他社とカイゼンについて交流する機会はこれまでにもあったが、いわゆる事務局的な役割をしている部署との交流が多く、第一線事業所との交流は初めて。刺激になったし、カイゼンの中でDXを上手に活用している点が印象的だった。カイゼン活動のキャリアには違いがあるが、抱えている課題や目指しているものは同じだと感じる。東北電力ネットワークの皆さんのカイゼンに対する思いや熱気に触れ、自分たちも頑張っていこうと思った。共に切磋琢磨していけたらと思う。

 

東京電力パワーグリッド 技術・業務革新推進室 篠田さま

 

北海道電力ネットワーク 流通カイゼン推進室 佐藤さま

 当社はカイゼン活動の進め方として「現場から上げた課題や意見をもとに、対応策は本店などが検討する」という形が多いので、今日のように第一線の皆さんが対応策までボトムアップで立案するというスタイルは参考になった。発表で述べた通り、当社では重大労働災害の再発防止策を検討する場面でもカイゼン手法を取り入れている。これは「カイゼンと再発防止は矛盾しない」という考えからきていて、目先にとらわれた安易な再発防止策が取られることを防ぎ、第一線の社員にとっても納得感のある再発防止策を生み出すことに役立っている。今日は参加して良かった。これからも共に高め合えるように頑張っていきたい。

 

北海道電力ネットワーク 流通カイゼン推進室 佐藤さま

 

イイね!
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