退任にあたって(元気ですか)
樋󠄀口康二郎

当社は昨年末、最大のミッションであった女川2号の営業運転を再開し「再出発」を果たした。こうしたこともひとつの区切りと考え、今般、社長を退任することとした。
2020年4月の社長就任以降のことを振り返ってみると、当社は、コロナ禍、2年連続の福島県沖地震、ロシアによるウクライナ侵攻およびこれに伴う燃料費の高騰など、誰もが想定しえなかった事業環境の中、設備復旧、電気料金の見直しおよび徹底した経営効率化などに取り組み、グループ一体となってその時々の課題を乗り越えてきた。
東日本大震災を乗り越えてきた皆さんだからこそ、今回の試練も乗り越えることができたと思う。一人ひとりの底力を存分に発揮していただいたことに、あらためて感謝したい。
5年間、「さらなる飛躍へ 挑戦・挑戦・挑戦」「さらなる成長へ 変える・創る・挑む」をモットーに取り組んできた。挑戦こそが会社を成長させていく原動力である。また、仕事を進める上での心構えとして、「守るべきものは信頼,変えるべきものは意識」「できない理由を考えるのではなく、どうしたらできるか考える」、こうしたことを皆さんに訴え続けてきた。これからもこれらを常に心に留め置いて仕事に取り組んでほしい。
電気事業を取り巻く環境は、目まぐるしく変化していく。さまざまな課題を解決し、これまでの延長線上の考えの踏襲ではなく(古い自分の殻を脱ぎ捨て)、常に「創造」の意識をもってさらなる成長を成し遂げてほしい(まだ見えない夢を追いかけてゆく)。これまでの試練を乗り越えてきた皆さんだから、できないことはない(流れに向かう魚のように)。
(元気ですか 新しい風 見つけましたか。)引き続きよろしくお願いいたします。
下線部:東北電力CMソング「元気ですか」より一部抜粋
イイね!