■仙台火力発電所■塩釜警察署と連携した「不審者侵入対応訓練」を実施

 仙台火力発電所は2月27日、塩釜警察署と連携した「不審者侵入対応訓練」を実施しました。不測の事態への対応力向上に向けた訓練の様子を紹介します。

110番通報~不審者確保 一連の流れを確認

 「刃物を持った不審者が仙台火力発電所正門の警備員の制止を振り切り構内へ侵入。その後、構内をうろつき建物内に侵入しようとする」という想定で、塩釜警察署と連携した「不審者侵入対応訓練」を実施しました。

 訓練では、「安全の確保」、「迅速な情報伝達」、「警察との連携」の3点に重点を置いて実施しました。

 「安全の確保」では、緊急警報や所内放送設備(ページング)による周知・呼びかけ、建物の施錠、安否確認など、所員や協力企業従業員の安全確保の対応方法について確認しました。

 「迅速な情報伝達」では、社内の情報伝達、仙台火力発電所に隣接する地域住民への対応を想定した七ヶ浜町との連携の確認、警備員による不審者の追跡と対策本部との情報共有を行いました。

 「警察との連携」では、110番通報のほか、塩釜警察署との連携による不審者確保を行いました。

 不審者確保の場面では、警察官が大声で暴れる不審者を取り押さえ、迫力と緊張感のある訓練となりました。

 

委託警備員による不審者追跡

不審者が刃物を持って警察官に向かっていく

警察官が不審者に拳銃を発砲(訓練)

不審者確保

対策本部 構内監視カメラを活用し不審者の位置を確認・共有

 

安全最優先に 些細な情報も共有し確認と警戒

 訓練修了後、塩釜警察署からは「安全の確保を最優先に、無理な対応をしないことが大切です。今回の訓練では、単独犯の設定でしたが複数犯の場合などさまざまなケースを想定した訓練で不測の事態への備えをお願いします。普段出入りしている作業員と同じような服装で身分証を偽装し侵入してくる可能性も考えられます。先入観を持たず些細なことでも不審に感じたことは情報を共有し、確認と警戒をお願いします」と講評がありました。

 参加した発電所員からは「呼びかけに気付かない作業員がいるかもしれないので、ページングは安否が確認できるまで何度も繰り返す必要があると感じました」「実際に発生した場合は、不審者の位置を確認しながら、どこに逃げればいいか判断し周知する必要があります。繰り返し訓練を行い、対応力の向上につなげていきたいと思います」などの感想が聞かれました。

 また、参加した委託警備員からは「さすまたを持って不審者を追跡しましたが、不審者が予想以上に動き回ったため、状況報告の余裕がありませんでした。安全を確保しながら追跡する難しさがわかりました」、「110番通報を担当しましたが、不審者役の迫力に圧倒され、落ち着いて通報できるか不安になりました。緊張感がある中で経験できたことはとても意義がありました」などの感想が聞かれました。

 仙台火力発電所では、引き続き、緊張感を持って発電所の安全運転・トラブルの未然防止に努め、電力の安定供給に全力を尽くしていくこととしています。

 

塩釜警察署による講評、参加者との意見交換

 

イイね!
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