
初の試み…移動バス車中での情報交換会
例年、情報交換会は会議室で開催しますが、今回は移動中のバス車内で開催しました。バス内では資料の共有が課題となりますが、パソコン画面をバス内モニターに映せるよう工夫し、移動時間のうち計4時間を情報交換にあてることができました。
はじめに自己紹介によるアイスブレイクの後、事前に取りまとめていた、さまざまな業務項目における悩みや各支店での先進的な取り組み、工夫している点などについてディスカッションしました。
担当者間では普段からチャットやメールなどで連絡を取ることはありますが、対面で話すことでより多くの情報を得られるうえ、細かなニュアンスや表情などからも伝え合うことができ、有意義な情報交換会となりました。また、北部三支店では昨年度、北部三県の特色を取り入れた事業理解のアニメーション動画を共同制作しましたが、今後も引き続き三支店で情報交換を行いながらそれぞれの支店の取り組みを高度化していくことを確認しました。
- バス車内のモニターで資料共有
- 盛り上がる意見交換
震災学習1:震災学習列車への乗車
釜石駅から大船渡市の盛駅まで三陸鉄道の震災学習列車へ乗車しました。
三陸鉄道の案内役の方は、震災当時、被災車両への指令に従事しており、当時の緊迫した様子や“釜石の出来事”についてなど多岐にわたり説明しました。釜石の出来事とは、壊滅的被害を受けた鵜住居地区の小・中学校の児童・生徒が避難し全員無事であったことを示す言葉であり、「避難3原則※」の体得が背景にあるとされています。
また、本年2月に発生した大船渡市森林火災で燃えた林の脇を通過するときは、震災津波で被災し高台移転をした住宅も消失したこと、緊急送電停止などの影響で盛―三陸駅間を運休したこと、今後も土砂災害などの二次災害や海産物への影響も懸念され予断を許さない状況にあることの説明がありました。
本学習は、幾度となく甚大な被害を受けた同地域と三陸鉄道のレジリエンスについて考える機会となりました。
※避難3原則
◆想定にとらわれない
災害の規定や過去事例からの想定を超える可能性があることを前提に行動する
◆最善をつくす
その状況下でできる限り最善の行動をとる (例)さらに高い場所へ逃げる
◆率先避難者になる
周囲の人よりもまず自分が早く避難することで周囲へ避難を促すことができる
- 震災学習列車社内の様子
- 森林火災について説明を聞く一同
三陸鉄道震災学習列車 | 三陸鉄道 (sanrikutetsudou.com)
震災学習2:津波伝承館、旧防災庁舎の見学
その後、盛駅で震災学習列車を降車後、再びバスに乗車して陸前高田市の東日本大震災津波伝承館へ向かいました。
はじめに、震災当時の映像や被災物の展示を閲覧し、あらためて当時の悲惨さや被災者の置かれた状況の過酷さを振り返りました。震災の記録から事実を知り、教訓として後世へ伝える重要性を学びました。
ガイドの方から、「海産物などの海の恵みに恩恵を受ける一方で、突然襲ってくる自然災害からは逃れられない。我々は海と大地と共に生きていく」という話を聞き、参加者からは、「この地で生きていく地域の方々のために、私たちは防災力の向上と維持、災害時の早急な電力復旧に尽力しなければならないとあらためて痛感した」との声がありました。
その後、南三陸町震災復興祈念公園に向かい、旧防災対策庁舎を見学しました。参加者は津波の衝撃により曲がった手すりや建物の高さを現地で実際に体感し、あらためて津波の脅威を感じた様子でした。
- 津波で流された橋の説明を受ける様子(陸前高田市)
- 旧防災対策庁舎を眺める一同(南三陸町)
女川原子力発電所施設見学を実施
翌日は、青森支店、秋田支店ではなかなか見学の機会がない女川原子力発電所へ。
はじめにPRセンターにて女川原子力発電所の概要および安全対策について説明を受けたのち、発電所構内一巡および3号機建屋内の見学を行いました。構内一巡では、通常の見学内容に加え緊急時対策建屋内部も見学でき、大変貴重な機会となりました。
- バス車中で「女川原子力発電所の安全対策」DVDを視聴
- PRセンターで原子炉構造の説明を受ける参加者
北部三支店を代表して3名からの感想です!

【青森支店:佐藤 優成さん】
バス車内での情報交換会では他支店と交流でき、大変有意義な時間を過ごすことができました。
震災学習においては東日本大震災の被害の大きさを実感し、また女川原子力発電所見学では、再稼働までのあゆみや安全対策について理解が深まりました。
本情報交換会を通じて、改めて東北の発展のために貢献したいと思いました。

【岩手支店:長谷川 奏汰さん】
4月に入社し、東北のために頑張ろうという中で被災地や震災遺構を巡ることができ大変有意義でした。
女川原子力発電所で学んだ安全対策については、広報担当者として自分の言葉に責任を持ち発信したいと思いました。
情報交換会では各支店での取り組み方の違いや考え方について知ることができ、まだまだ業務に不慣れではありますが、今後の参考にしていきたいと思います。

【秋田支店:児玉 魁さん】
3月の異動により地域共創・広報系列へ転入し、他支店とのつながりがない中、今回、青森・岩手支店の方々と交流できたことは貴重な機会となりました。
意見交換などを通じて、支店間で連携可能な事項も見えてきたことから、今後の日常業務においても継続的に情報交換し連携を深めていきたいと思います。







