■東日本興業■東北電力本店ビルを支える管理事務所の重要な役割

 東日本興業は、「安心・快適なオフィス環境・ライフ環境の提供」をモットーに、オフィスビルや集合住宅の建設・保守管理に加え、ソリューションサービスの提供を通じて不動産価値の創造に取り組むなど、お客さまの多様なニーズに応える不動産事業を展開しています。 今回は、東北電力本店ビルを支える同社の重要な役割についてご紹介します。

東北電力本店ビルの概要

 東北電力本店ビルは、2002年4月に竣工し、今年で24年目を迎えます。地上28階、地下2階、無線鉄塔を含む高さは約150メートルあり、仙台市内有数の超高層ビルです。建物名称のとおり「東北電力」と「東北電力ネットワーク」の本店が入居しており、東日本興業所有・管理建物の中で最大規模のビルです。

 ビルの外観は東側に特徴があり、平面で見ると三日月の形をしています。これは、伊達家兜の鍬形の前立てである「三日月」をイメージした設計になっています。この三日月形の内部は共用エリアとなっており、フリーコーナーやトイレが設置され、遠くに太平洋を望み、オフィスワークをより快適で豊かなものとしています。

 

 2013年5月に省エネルギーと負荷平準化に係る継続的な取組みが評価され、(公財)空気調和・衛生工学会の特別賞である「十年賞※」を受賞しています。

 ※十年賞:空気調和・衛生設備を長期間にわたり健全に維持する運用管理技術などの発展と振興を図る目的で特に優秀な会員の業績に対して贈られる賞。

 

 

ビルマネジメント(BM)の工夫

 ビル設備には、電気設備、照明設備、消防用設備、防犯設備の他、多種多様な設備が設置されていますが、代表的な設備は空調システムです。蓄熱式冷暖房設備を採用しており、夜間電力を利用し翌日に消費する冷暖房用の蓄熱を行っています。

 特に苦労しているのは、冷却水「ブライン液」の管理です。東北電力本店ビルでは、マイナス温度になっても凍結しない不凍性の液体「ブライン液」を用いた空調設備を導入しており、冬期間の蓄熱量確保に使用しています。このブライン液は、気象条件(天気、湿度、風速)だけでなく、冷凍機の運転時間によって濃度が大きく変化します。濃度が一定水準以下まで低下すると凍結防止の保護装置が作動し、冷凍機が停止します。そのため、100%濃度のブライン液を補充して継続的に運転しています。また、過去の運転データを活用し、気象条件の変化に合わせて冷凍機の運転時間やブライン液の濃縮運転を工夫することで、ブライン液の補充量を減らし、コスト削減につなげています。

 

 

お客さまと共に歩む東日本興業でありたい

 今年度は、エントランス奥に設置する「セキュリティゲート設置」や「EV車用充電設備設置」など、テナント企業の声に耳を傾けた新たなニーズへの対応となる工事の他、より安心・安全で快適な環境をお届けするための「自家発電設備更新工事」、「外壁シーリング工事」、「各階トイレリニューアル工事」などの大規模工事も計画しています。

 その他、本店ビルで開催される東北電力の株主総会においては、打ち合わせから事前準備、当日の対応まで協力しています。また、ビル全体で実施する消防訓練や防災訓練も管理事務所が企画実施し、警備員と共に約2,500人の収容人員の安全管理を行っています。

 東日本興業は、こうした安心・安全・快適環境の提供を基盤にお客さまとのパートナーシップを目指して所員一丸となって取り組んでいます。

 

 

ビル管理者としての誇りを胸にー東北電力本店ビル管理事務所担当者よりー

 本店ビル管理事務所のメンバーは、日々、快適な環境の提供に努めています。この環境づくりは、お客さまが当たり前のように利用する空間を支える非常に重要な業務です。その「当たり前」を支えることに真摯に向き合い、誇りと気概を持って日々取り組んでいます。
 今後も技術力の向上を図りながら、未来の価値を創造し、お客さまの安心・安全、そして快適を最優先に考えたビル管理業務に取り組んでまいります。

 

 

イイね!
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