仙台リビング新聞社と女川ツアーを共催 ―再稼働後の女川町を体感する学びと交流の1日―

 女川原子力発電所2号機が再稼働してから約9カ月(掲載時点)。この間、理解活動の拠点である女川原子力PRセンターには約6,400人が来館しました。 東北電力宮城支店では、女川原子力発電所の安全・安定運転の取り組みを地域の皆さまに知ってもらうため、仙台市を中心にフリーペーパーを発行している「仙台リビング新聞社」と協力し、PRセンターの見学ツアーを継続開催しています。

毎回抽選の大人気ツアー!

 本ツアーは、宮城支店がリビング仙台新聞社と協力して企画する、一般向けの日帰りツアーです。仙台圏をはじめ広く宮城県内の方々から参加を募集するこの企画は、2021年度に始まり、2025年6月開催分で65回目を迎えました。

 「これまでに累計1,485人が参加し、毎回抽選になるほどの人気企画です」と話してくれたのは、ツアーを担当して2年目となる宮城支店地域共創本部の大石さん。今年6月のツアーでは添乗員として現地に同行しました。

 

宮城支店 総務・地域共創本部 大石 絵未さん(左)

 

 「PRセンターでは映像や模型を使いながら、原子力発電の仕組みや、女川原子力発電所の安全・安定運転への取り組みを参加者の皆さんに分かりやすく説明しています。中でもVRゴーグルによる『バーチャル見学ツアー』は、『本当に発電所の中を歩いているみたい!』と大好評なんです」

参加者のリアルな声

 ツアーには、仙台リビング新聞社の読者層である40~60代女性を中心に、幅広い年代の方が参加しています。今年6月のツアー参加者にPRセンター見学の感想を聞いてみました。

 

 

数字に表れた参加者の変化

 宮城支店ではツアー参加者にアンケート調査を実施し、PRセンターを見学する前後で参加者の意識がどのように変化したかを調べています。

 

 「見学前に行ったアンケートの回答で、昨年と今年ではっきりした違いが見られたんです」と語る大石さん。

 「原子力発電の必要性」を問う質問に対する回答として、女川2号機が再稼働する前の昨年6月に最も多かったのは5段階中「3(どちらともいえない)」でした。しかし今年の6月は「4(やや必要だと思う)」が最多となり、ツアーに参加する前の意識に変化が起きていることがわかります。

 

 この変化について大石さんは「再稼働に関する情報を目にする機会が増えたことに加え、電気料金の高騰も問題になっています。そのためツアーに参加する前からエネルギー問題について考える機会が多くあり、東北電力の日頃のエネルギー理解活動が実を結んだ形として数字に表れたのではないかと推測しています」と嬉しそうに話します。

 なお、PRセンターの見学後は、肯定的な評価の割合がさらに高まります。「約8割の方が評価5もしくは4を選択し,当社の原子力発電に理解を示してくれるようになっています(グラフ1青囲み)。女川ツアーによって態度が変容したことがはっきりと伺えます」

 

見学後、参加者の大半が原子力発電への理解を示す

 

地域の魅力も体験

 PRセンターの見学後は、女川町の地元企業「高政」で、笹かまぼこの手焼き体験に挑戦。地域の食文化や魅力に触れる時間も設けられています。

 「女川町や周辺地域の魅力を実際に体感してもらうことも、ツアーの大切な要素です。当社が地域に寄り添い、ともに成長・発展していくことを、ツアーを通じて参加者の皆さまにも感じていただけるよう工夫しています」と大石さんは語ります。

 

高政での笹かまぼこ手焼き体験

 

これからも地域とともに

 大石さんはこれからの女川ツアーについて次のように語ります。「原子力発電に対し意見を持たない「中間層」にこそ、原子力に関する理解獲得のチャンスがある――そんな思いで2021年度にスタートしたこのツアーですが、社会情勢の変化とともに、参加者の意識が年々変化していることが分かってきました。参加者のニーズや関心に応じて、企画内容を随時見直していきたいと思っています」

 宮城支店では、引き続き仙台リビング新聞社と連携し、ツアー展開を通じて女川原子力発電所の安全・安定運転の取り組みに対する理解活動を進めるとともに、地域の魅力も伝えていくこととしています。

イイね!
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