当社の原点(DNA)の継承について思うこと
髙野広充

 今年2025年は、昭和で通算すると100年の節目となります。この昭和時代に電力再編で創立された東北電力は、来年でちょうど75年を迎えます。1984年に入社した私は、東北電力と東北電力ネットワークに分社した現在も、そしてこれからも、東北電力創立時から変わらずに受け継がれてきたDNA(電力の安定供給を担い続ける誇りと使命感を大切に、地域と共にあることを忘れない)の継承を強く意識しております。

 私の手元にはそのことを常に思い起こさせてくれる格好の教材があります。「東北電力創立60周年記念誌~地域とともに未来をひらく~」という冊子です。写真等を多用し、見開き頁で各テーマが完結するなど、60年の歴史の中で経験した幾多の経営課題や自然災害等に対して、果敢に挑み、地域の方々に笑顔をいただくことを想像しながら、正面から乗り越えてきた記憶が、大変わかりやすく網羅されております。2012年2月発行ですが、特にそれ以降に入社した社員の皆さんには是非一度は目通しいただきたい逸品です。とりわけ注目しているのは、「地域と未来」に焦点を当てている点です。「地域」は今に至る“よりそう”姿勢です。「未来」は、難事にも地域を思い、安定供給に向け挑戦し続ける姿勢です。

 これら「地域と未来」への取り組み姿勢は、現在まで変わらずに受け継がれていると確信しておりますが、さらに次代への継承はスムーズに展開されていくでしょうか。大事にすべきものの一つではないでしょうか。

 現在は、過去のどの断面よりも、輻輳する多くの経営課題を、スピード感をもって同時に解決する必要性に直面しております。今一度、当社のDNAともいうべき原点に思いを馳せてみて、全社一丸となって難事に挑戦し続けていくことを期待します。ともに頑張ってまいりましょう。

 

イイね!
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