インターンシップで“電力の仕事”を伝える — 大館電力センターの取り組み

 大館電力センターでは、9月2日から4日の3日間、秋田県立大館桂桜高校電気科の2年生2名を迎え、インターンシップを実施しました。 統合電力センターならではの強みを生かし、配電・変電・送電の各部門が連携することで、東北電力ネットワークの業務内容や現場の魅力を伝えました。

【1日目】会社を知る第一歩

 初日は、所長による歓迎のあいさつと名刺交換体験から始まりました。参加者は、初めての名刺交換に緊張しながらも、社会人としての第一歩を疑似体験しました。

 続いてオリエンテーションでは、東北電力ネットワークの役割や事業概要を説明したのち、秋田支社が作成したリクルートパンフレットを活用して、福利厚生制度について社員の実例を交えながら対話形式で紹介しました。安全教育の内容にも触れ、参加者は東北電力グループが大切にしている安全文化について理解を深めました。

 その後は配電課の執務室へ移動し、「IMAGEシステム」と呼ばれる配電設備の設計ツールを使って、自宅の引込線を題材に張替工事の設計業務を体験しました。また、見学中に大雨による倒木対応の緊急停電が発生し、指令室では実際に配電自動化システムによる停電操作が行われました。参加者は指令室でリアルな現場対応を見学し、配電事故発生時の対応や緊張感を肌で感じていました。

 

 

変電・送電部門の仕事を通じて「電気を送る仕事」を学ぶ

 2日目は変電・送電部門の実技を体験しました。まずは、大館電力センター構内にある大館変電所にて、変圧器や遮断器などの主要設備の巡視業務を体験しました。変電設備の巡視は、視覚だけでなく、油漏れのにおいを察知する嗅覚や異音を聞き分ける聴覚など五感を駆使して設備の異常を見極めることが重要です。参加者は、実際にそれらの感覚を使いながら設備の異常の兆候を探る体験をしました。

 その後は、送電部門の実技体験として雪上車やスノーモービルなどの特殊作業車の見学や送電線点検に活用されるドローンの操作に挑戦し、「いつも、どんなときも。」電気の安定供給を支える技術力やスマート保安技術の進化を実感した様子でした。

 

 

配電部門の仕事から「電気を届ける仕事」を学ぶ

 3日目は、間接活線工法と高所作業車を用いた配電工事の実技を体験しました。クランプカバーの取り付けや電線被覆の皮剥き作業を通じて、感電リスクを回避するための工具の仕組みに実際に触れてもらい、安全に電気を届けるための技術を紹介しました。

 高所作業車では、最大18メートルの高さを昇降し、実際にその高さで作業が行われている事実に、参加者からは「こんな高い場所で仕事をしているなんてすごい」と驚きの声が上がりました。普段見ることのない景色に触れ、高揚感を覚えた様子も見受けられました。

 その後、若手社員との座談会をTV会議形式で実施。職場の雰囲気や働き方について率直な意見交換が行われ、参加者からは「インターンシップを通じて、地域の暮らしを支えるやりがいのある仕事であることがわかった」との感想が寄せられました。

 最後に、3日間の思い出をまとめたアルバムを参加者に贈り、インターンシップは笑顔で締めくくられました。

 

 

イイね!
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