■八戸電力センター■青森県南地区非常災害事務応援訓練を実施

 9月30日、青森県八戸市において、東北電力ネットワーク(以下:東北電力NW)八戸・十和田・三沢電力センター合同による非常災害時の事務応援訓練が行われました。

事務応援の対応力強化を図る

 近年、地震や豪雨などの自然災害による大規模災害が頻発化・激甚化しており、これに伴う設備被害による停電に対しては、技術部門が中心となり復旧体制を構築したうえで、早期復旧に向けた取り組みが進められています。

 一方、災害の規模が拡大した際に、復旧活動を円滑かつ迅速に進めるためには、事務部門による応援体制の強化も重要な要素となっています。

 今回の訓練開催にあたり、東北電力NW八戸電力センターの葛西所長から「近年の日本では、いつ・どこで災害が発生してもおかしくない状況が続いており、後方支援の即応力こそが、組織全体の災害対応力を支える柱であるといっても過言ではない。災害が発生した場面を想定し、その時、自分はどう行動するか、どう支えるかを意識しながら訓練に臨んでいただきたい」とのあいさつがありました。

 

 

非常災害時の事務応援ポイントを確認

 今回は、青森県南地区に雪害が発生したことを想定し八戸電力センター全課(送電課・変電課を含む)および十和田・三沢電力センター、さらに県南以外の五所川原・むつ電力センターも参加し総勢約30名で行われました。小型発電機や机・椅子など資機材の積込みや運搬、エアシェルターの設営、食事の手配や宿泊場所の確保といった役割の確認や配電部門の災害応援時の要望事項など、研修会を通じて積極的な意見交換がなされました。また、八戸市役所災害対策課からは、市所有のトイレカーの展示および活用状況や使用方法の説明などの協力があり、災害時のトイレ問題について災害の備えとして重要であることを再認識しました。

 

 

事務応援訓練の継続・推進

 訓練終了後、参加した十和田電力センター久保所長、三沢電力センター中川所長からは「この事務応援訓練において、災害用の資機材の確認、送電・変電部門と総務・配電・お客さまサービス部門が一体となった取り組みは大きな成果であり、今後も訓練を継続していただきたい」との講評がありました。

 参加者からは「エアシェルターを初めて設置したが、設置の時間、必要人数など参考になった」「日頃からの備えが大事であり、指示する人、受ける人の役割分担も重要と感じた」「エアシェルターを設置する訓練は貴重であった。資機材の保管場所を事前に確認することも必要だと感じた」などの感想も聞かれ、本訓練を通じてさまざまな課題が共有されました。

 今後も八戸電力センターでは、隣接事業所や自治体との連携を強化し、実災害をイメージした各種訓練を重ね、災害対応力の向上を目指していくこととしています。

 

 

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