■十日町電力センター■22名の配電事業所で15年ぶりに祭りへ参加、やってみたら意外に?

 十日町電力センターは総務課がない配電課のみ総勢22名の事業所ですが、よりそうnext+plus実現に向け昨年から積極的に地域活動を展開し地域とのつながりを深めています。今年15年振りに参加した「十日町おおまつり/大民謡流し」もその一つであり、参加に向けた苦労や工夫などについて紹介します。

地域活動を通じて自分たちも楽しむ!

 十日町電力センターが管轄している十日町市と津南町は人口減少が著しく、業務集約化などにより撤退する事業者が相次いでいる中、東北電力グループへの期待は高い状況です。一方で、東日本大震災やコロナ禍、組織整備による人員減少などの影響で、十日町電力センターが取り組む地域活動は年2回の清掃活動だけとなっていました。「22名の事業所でも地域に貢献できる活動はあるはず」、「社員がやりがいを感じられる活動はもっとある」そんな思いで、十日町電力センターではさまざまな地域活動を展開することにしました。地域活動の目的や意義の理解浸透不足が課題とされている中、十日町電力センターでは、「やったこともなく、業務に直結しない活動に対して意義を見出せないのは当たり前」であり、「地域活動を通じて自分たちも楽しむ」、「まずやってみる」ことを目指して活動を進めています。その一つが東日本大震災以降参加を見合わせていた「十日町おおまつり/大民謡流し」への15年振りの参加でした。

 これまで十日町の祭りを見た事もなく、ましてや参加した経験など全くない若手中心の職場で、どうすれば納得して参加してもらえるのか、藤澤所長、中島配電課長を中心に検討が始まりました。

 

 

所員が参加しやすくするために

 こうした所内での検討と機を同じくして東北電力ネットワークでは、地域活動を棚卸し、地域事情や地域との関係性などを踏まえ限られたリソースに応じた活動に見直しするいった方針が示され、「地域活動は縮小」せざるを得ないといった空気が漂う中、当初民謡流しへの参加に賛同する所員はほとんどいなく、「終業後にわざわざボランティアで民謡流しなんて」といった声も聞かれました。

 日々忙しい職場の負担も考慮し、所長と配電課長が事前準備を担当。今年参加して、ダメなら次回は止めること、当日は細かく役割分担し全員「時間外労働」として参加することを決定しました。また、参加にあたっては以下の3つの確保について工夫しました。

 

踊り手確保!!

当日は配電事故やトラブルに対応する保安要員も必要なため踊り手が限られることから、関係会社へアタック。その結果、喜んで賛同してもらった

先生確保!!

踊り方が分からない参加者の不安解消のため、電力センター近所の和装店の奥さまが踊りの講師をされた記事を見つけ、飛び込みで講師を依頼、快諾いただく

観客の視線確保!!

同じ和装店へ「ヘルメット」持参でまたまた飛び込み、

「これと同じ色の手ぬぐいはないですか 」

「ないよ、染めるしかないね」

「ですよね~」

と店主とやりとり。綺麗な電力カラーの手ぬぐいが完成、ヘルメット風に被って踊りに参列することで他団体の皆さまに埋没することなく地域へのアピールが実現

 

 

「意外と楽しいじゃん!! 」やってみる事が地域活動を理解する一番の方法

 当日は1時間半程度の踊りでしたが、参加者からは「参加してみたら楽しかった」、「地域に愛着が湧いた」、「地域イベントへの参加は必要だ」など、参加したことを前向きに評価する声がたくさん寄せられました。関係会社からも、「地元の会社として地域にPRできた」と次回参加に意欲満々の声も聞かれました。

 また、十日町市長、県会議員、商工会議所会頭など重点層からも「すばらしかった」、「ありがとう」の言葉の他、「見慣れない顔ぶれがいるなぁと思ったら電力さんだった。黄色の手ぬぐいよかったね」といった地域の方からのSNS投稿もありました。

 今回の民謡流し復活劇について藤澤所長は、「職場内外のコミュニケーション醸成や地域PRも大きな成果だったが、参加した所員が地域活動のやりがいや必要性を自分自身で感じとってくれたことが一番の成果」と総括しています。    

 十日町電力センターでは、この他にも高所作業車体験、中高生職業体験イベント、小学生地域探求授業への協力、雪下にんじん掘りイベントへの参加など多数の活動を展開しています。「やれない」ではなく、「やれる方法」を模索しながら活動してみることが大切であり、そうした経験の積み重ねが人材の幅を広げていくものと考え、これからも積極的に地域活動を展開していくこととしています。

 

今年の夏まつり特集記事はこちらから。

 

 

 

 

イイね!
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