■DX推進部・情報通信部■電力制御システムへのサイバー攻撃(ランサムウェア感染)を想定したシビアインシデント対応訓練を実施

 1月26日、東北電力と東北電力ネットワークは、電力制御システムへのサイバー攻撃(ランサムウェア感染)を想定したシビアインシデント対応訓練を実施しました。

サイバー攻撃(ランサムウェア感染)を受けた際の初動対応や対応方針決定の流れなどを確認

 東北電力と東北電力ネットワーク(以下:東北電力NW)では、電力制御システムがサイバー攻撃を受け、重大なシステム障害が発生したことを想定した訓練を、2018年度から毎年実施しています。

 今年度の訓練は、社内外あわせて約80名が参加し、両社が関係する国際会議が開催される中、水力部の上郷ダム制御システムおよび情報通信部の通信網管理システムがサイバー攻撃を受け、身代金要求型のウイルス「ランサムウェア」に感染しシステムが使用できなくなった状況を想定し行われました。

 実務者向けの訓練と対策本部会議の訓練の2部構成とし、実務者向けの訓練では障害が発生している状況の確認や影響度の調査、社内の情報伝達をはじめとした一連の対応を確認するとともに、山形県警察本部や宮城県警察本部への通報訓練も実施しました。

 また、対策本部会議の訓練では、東北電力側は最高情報セキュリティ責任者(CISO)である砂子田副社長を本部長、水力部担当役員の佐々木裕司常務とDX推進部担当役員の小山常務を副本部長とし、東北電力NW側は最高情報セキュリティ責任者(CISO)および情報通信部担当役員である工藤常務を本部長として、本店・本社合同の対策本部会議を開催し状況の把握と業務の継続やシステムの復旧に向けた方針、身代金要求への対応方針や社外公表方針について議論しました。

 

 

サイバーセキュリティ確保に向けたセキュリティ対策の推進

 訓練終了後、本店・本社合同対策本部会議の参加者からは「事案の状況に関する報告、復旧体制の構築、監督官庁への報告ならびに警察への通報など、実態に即して適切に行われていた」「ランサムウェアが感染拡大するような最悪ケースを想定した対策の議論も必要ではないか」などの講評がありました。今後も東北電力と東北電力NWでは最新の知見を踏まえながら、ランサムウェアをはじめとするコンピュータウイルス対策や不正アクセスの防止対策など、サイバーセキュリティ対策を継続して実施するとともに、サイバー攻撃を想定した訓練を積み重ねることで、インシデントへの対応力をより一層強化していくこととしています。

 

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