
ブランドムービー「よりそうの、その先へ。」公開!
このたびブランドムービー「よりそうの、その先へ。」を制作・公開しました。動画に込めた思いや見どころを担当者・制作会社からご紹介します。この機会に是非動画も見てみてください!
「より、そう、ちから。」に込められている未来への意志・覚悟を伝えたい
動画概要
・タイトル:「よりそうの、その先へ。」
・公開日:2026年3月11日(水)
・制作目的:東北電力ブランドの価値向上
・動画へのリンク: ①フルバージョン(1分00秒) ②ショートバージョン(30秒)
動画制作を担当した総務・地域共創部門地域共創・広報ユニットの3名(亀澤・小山・渡部)がお伝えします。

──動画に込めた思いについて──
「より、そう、ちから。」の制定から10年が経過し、社員一人ひとりが「お客さまにより沿う」「地域に寄り添う」ためのさまざまな取り組みを行い、ステークホルダーとの信頼関係を築いてきました。今後、変化する社会の中で、未来においてもお客さま・地域によりそい続けるためには、こうした信頼を大切にしながら「変える」意識も持って前向きに挑戦していく姿勢が必要になるという思いから動画を制作しました。
「より、そう、ちから。」には、「未来の住みよい東北地域の創造に関わっていく」という社員の思いも反映されているのをご存知でしょうか。今回は、このスローガンに込められた未来への意志・覚悟について改めてスポットを当てるとともに、社員一人ひとりの仕事が「未来をつくる力」であることを表現したいと考えました。地域の皆さまの日常に向き合っている私たちだからこそ、何を変えずに何を変えるべきか問い続けて行動を起こすことができる。そんな思いを、社員の皆さんの取り組みと重ねながら描きました。
──制作にあたって特に意識したポイント──
地域の皆さまの安全・安心・快適な暮らしを大切に思う不変の姿勢を軸として、より豊かな未来に向けて挑戦しながら前進していく意志と覚悟を表現しました。前半はひたむきさや柔らかさ、後半は力強さや疾走感が出るように、そしてこの二つを「より、そう、ちから。」に込められた思いでつなげられるように、制作会社の皆さんと対話を重ねながら作りあげていきました。今回初めてタッグを組んだ制作会社の皆さんは、私たちの思いを真正面から受け止め、言葉や表現を一緒に探し続けてくれました。
―思いを映像に昇華させるまで― 制作会社インタビュー
続いては、私たちの思いを受けて、制作プロセスの中で何を感じ、何を大切にしながら映像を作りあげていったのか、制作会社の担当者にその思いと舞台裏について語っていただきます。

──今回の動画制作で、特に重視されたポイントは何ですか。
(中村)東北電力のブランディングの状況をお伺いする中で、既に高い水準で社員の皆さんに「より、そう、ちから。」の意識が浸透しているという印象を受けました。だからこそ、「より、そう、ちから。」を実践する姿勢をより未来に向けた行動につなげることで、組織として一段階高いステージへ進んでいけるのではと思いました。東北電力の皆さんが今まで積み上げてきた強みと、その延長として未来を創っていく姿をどう伝えられるかを重視してコンセプトから検討しました。
──制作過程で特に苦労した点やこだわった点はありますか。
(中村)実は私、東北電力の社員に発電所勤務の友人がいまして。今回自分の裏テーマとして、その友人が動画を見た時にどう思うかを考えるようにしていました。これが、社員の皆さんにどう届いてほしいか考えを深めるうえで重要な視点になりました。
制作途中、訴求要素の「未来感」というワードが独り歩きして、動画後半で表現するものの解像度が上がらず方向性を見失いそうになった時もありました。しかし、これまで社員の皆さんが日常業務の中で提供してきた価値を改めて認識し誇りに思ってほしい、そしてそんな皆さんだからこそ、未来に向けて行動することができる、この「前に走り出す」姿勢こそが「未来感」として描きたいものだと立ち返ることができました。

──発電所の撮影やスタジオでの演技の撮影ではかなりのテイクを重ねていましたね。
(北田)今回「ホリゾント」という手法を使って、背景映像は合成ではなく実際にスクリーンに投影し、その手前で演技する方法をとりました。背景映像と人物が同じ空間にあることで、合成では出せないその場の一体感を作り温かな雰囲気を出すことができたと思います。
それゆえ、背景となる発電所を先行して撮影する際には、人物とのバランスも考慮してさまざまな画角でのパターンを撮りました。疾走感を出すために走行している車窓からカメラを構えたのですが、オフロード上でブレないようにするのが難しかったり、晴れ間の差す瞬間を狙ったり、かなりのテイクを撮りましたね。スタジオ撮影では、人物のシルエットでの見え方がストーリーとして適切か・分かりやすいかといった視点でディレクションしました。
また、後半の走るシーンは特に印象的にしたいと思い試行錯誤を重ねています。最終的には、東北電力の社員総出で前に向かうイメージが伝わるよう、一人ひとりカットで割るのではなく、一画面に5人全員を配置しました。そして暗い場所でピントがぼけやすくなるレンズの特性を逆手にとって奥行きを生み出し、実人数以上存在するように見せる工夫もしました。
──動画制作する中で感じた「東北電力らしさ」は何ですか。
(北田)仙台・新仙台火力発電所の撮影では、所員の皆さんにもご協力をいただいたのですが、皆さんホスピタリティにあふれ、ウェルカムな雰囲気で迎え入れていただけたことが印象的でした。業務や設備について親切に教えていただき、演技なども臨機応変に対応していただけて大変うれしかったです。社員の皆さんに実際に会って、人柄も好きになりました。
(中村)今回、動画制作にあたり東北電力の歴史や取り組みに触れるなかで、インフラ企業として「電気を届ける」という使命感・責任感が強く、その責任を果たすために高い危機管理意識を持っていると感じました。また、思いやりがあって奥ゆかしく謙虚という印象がより強くなりました。
とても社会的価値のある仕事をされているのに、その営みの尊さを客観的に見る機会がないからなのか、謙虚さからなのか、外部の人間から見れば過小評価と思えるほど。社員の皆さんは当たり前だと思っているかもしれませんが、日々の業務の中で既に多くの挑戦を重ねています。そのことを自分たちで認め合い、前向きな行動として意識する人が増えていけば、より良い空気をつくることにつながるのではないかと思いました。

──動画の見どころはどこですか。
(中村)見どころというか、聴きどころになるかもしれませんが(笑)、是非ナレーションの言葉一つひとつをよく聴いていただけたらと思います。
(北田)今回、特にコピーにはこだわりました。その中で感じたのは、何より「より、そう、ちから。」というスローガンの完成度が非常に高いこと。地域の暮らしに寄り添ってきたこと、インフラ企業として驕らずに身近で親しい存在として地域の方に接している姿勢などが一言で明瞭に表されていると感じました。この「より、そう、ちから。」が持つ印象に、未来に向けた行動を示すために改めて「より」“better”の意味も浸透させたいと思い、表現の検討に時間を掛けました。言葉一つひとつを丁寧に選んでつなぎ、正に「紡ぐ」といった作業でしたので、ここに込めた思いを感じていただけるとうれしいです。
さいごに
本動画は、企画の方向性を丁寧にすり合わせ、東北電力らしい価値を探り、これまで取り組んできたことやこれから目指していきたいことを一つひとつ積み重ねることでようやく形になりました。
ブランドに関する社員アンケートでは、当社が目指すべきとして多くの社員が挙げている「地域を大事にしている」「信頼できる」といったイメージは現状でも社員の評価として高い一方で、「革新的・先進的」「将来性・成長性」「人材力」といったイメージは、社員が目指すべきと考えているものの現状は低い数値でギャップがあるという結果が出ています。また、昨年度からスタートした「よりそうインタビュー室部長版」では、多くの室部長が、お客さまや地域の声によりそい事業で応えていくことに言及されていました。これは単に顕在化している要望に応えるということではなく、よりそい続けることでインサイトが得られ当社事業にも生かすことができ、さらには地域の発展にもつながる。「より、そう、ちから。」の実践として前向きに取り組んでいくことが、「地域社会との共栄」の体現になることを示されています。今回動画のコンセプトの方向性を検討する際、これらのアンケートやインタビューの結果を踏まえました。
2025年度報告書_「より、そう、ちから。」実践に向けた取り組みに関する社内アンケート調査
これまでよりそってきた過去・現在があるから、これからの“その先へ”進むことができる。地域の未来をともにつくる一人として、新たな一歩を踏み出せるように。ぜひ動画をご覧いただきながら、皆さん自身の「より、そう、ちから。」を日々の業務と重ねて感じていただければ幸いです。
また、動画制作にあたり、社員の皆さんには撮影や素材提供、演出に関する助言など、多大なるご協力をいただきましたこと改めて御礼申し上げます。
(撮影場所:仙台・新仙台火力発電所、仙台太陽光発電所、女川原子力発電所、新能代風力発電所、石巻蛇田太陽光発電所、第二鹿瀬発電所)