
「コミュニケーションと組織マネジメント」をテーマにした講義
講演会では、福島大学 地域未来デザインセンターの木暮照正教授が登壇し、「コミュニケーションと組織マネジメント」をテーマに講義を行いました。講義では、人は「ステレオタイプ」や「錯誤相関」といった認知バイアスの影響を受けやすく、他者や集団を無意識に誤って認識してしまう可能性があること、また、コミュニケーションは言語・非言語を含めても本質的に限界があり、誤解が生じやすいことから、組織においては正確な情報共有と相互理解が不可欠であるとの説明がありました。さらに、組織においては心理的安全性の確保が重要である一方で、過度な内向きの結束は同調圧力や判断の歪みを招く恐れがあることが指摘されており、その抑止策として「共有リーダーシップ」が有効であることや、組織全体で健全性と活性化を高める必要性が強調されました。

福島大学 地域未来デザインセンターの木暮照正教授

コミュニケーションに関する活発な質疑応答が交わされた
信頼と成長に向けて
会議では、東北電力山野辺支店長および東北電力ネットワーク富永支社長がトップメッセージを発信しました。
山野辺支店長は、日々の現場対応への感謝を述べるとともに、東北電力東通原子力発電所の不適切事案を踏まえ、「気づく・話す・直す」を徹底する風土づくりの重要性を強調しました。また、2026年度は「地域とともに成長」「利益創出」「企業価値向上」を軸に、部門の枠を越えた取り組みを進める方針を示しました。
富永支社長は、災害対応や安全活動への謝意に触れつつ、厳しい経営環境の中での効率化と選択と集中の必要性を説明しました。あわせて、「災害ゼロ」「地域対応力強化」「業務効率化」「コンプライアンス徹底」の4つを柱に、組織一体となって課題解決に取り組む考えを示しました。

あいさつをする山野辺支店長

あいさつをする富永支社長
地域とともに前進
第二部の地域情報連絡会では、福島県の各地区におけるトピックや取り組みを幅広く共有しました。
各現場の知見を共有し合うことで、地域とともに歩む姿勢をあらためて確認する機会となりました。
