実践!エネコミコーナー
~女川原子力発電所のいま③~

 女川原子力発電所で現在進められている安全対策工事は、今どんな状況なの?
なかなかみることのできない現場の様子をシリーズで紹介していきます。

閉込機能の確保 ~水素再結合装置 ~

 再稼働に向けて着実に歩みを進める⼥川原⼦⼒発電所。2022年度中の⼯事完了に向けて現在実施されている安全対策⼯事の模様をシリーズで紹介していきます。今回はいよいよ原子炉建屋の中へ潜入し「静的触媒式水素再結合装置」を⾒ていきましょう!

 

 

※各対策の取組状況は下記サイトで紹介しています。
「女川原子力発電所安全対策実施状況」
(https://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/safety/onagawa/summary.html)

なぜ静的触媒式水素再結合装置を設置するの??

 福島第一の事故では、原子炉圧力容器内で大量発生した水素が原子炉格納容器から原子炉建屋内に流入し、空気中の酸素と反応し

原子炉建屋の爆発が発生しました。
 水素爆発による原子炉建屋等の損傷を防止するための設備として静的触媒式水素再結合装置(通称:PAR(Passive

Autocatalytic Recombiner))を設置することとしております。

 

【参考】
水素発生による原子炉建屋爆発の詳細についてはこちら ~素朴な疑問なんでも解決~どうなっているの?原子力

 

静的触媒式水素再結合装置とはどんな設備??

PARは、触媒※1を用いて水素と酸素を結合させ水(水蒸気)に戻すことにより水素濃度の上昇を抑制し、水素爆発を防止します。

                                          

                                                ※1:化学反応を促進する物質

静的触媒式水素再結合装置の設置状況

・PARの水素処理容量と水素発生量を考慮し、2号原子炉建屋3階に19台のPARを設置しました。 
 (床上から約0.6m,約2m,約8.7mの高さ)
・主な特徴としては、水素と酸素を触媒反応により受動的に処理するため、電源および起動操作が不要となります。

 

イイね!
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