70周年記念 「2021年度火力部門技術開発報告会」を開催
火力部門技術開発報告会は、技術開発成果の水平展開・共有化を図ることを目的に毎年開催しています。本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止対策のためオンライン開催とし、本店、火力発電所、関係会社等から約180名が参加しました。
今回は、火力発電所の成果報告に加え、東北電力グループ70周年の記念講演として、三菱重工業株式会社より「ガスタービン技術開発の歩みと上越火力発電所完遂へ向けて」と題して、火力部門とこれまで歩んできたガスタービン技術開発の歴史とカーボンニュートラルに向けた今後の技術開発について、ご講演をいただきました。
発電所からは、ガスタービンの起動時間短縮に燃料費削減の検討、秋田4号廃止に向けた燃料タンク内部洗浄工法の検討、作業札・現場銘板照合システムによる文字認証技術の開発や、燃料ガス圧縮機の動力削減に向けた検討等について報告し、聴講者による活発な質疑応答が行われました。火力部門はこれからも様々な技術開発に挑戦していきます。
- 山野辺火力部長 開会挨拶
- 本店火力部会場の様子
当社のガスタービンコンバインドサイクル技術開発の歴史
当社は、国内初の事業用大容量ガスコンバインドサイクル(GTCC)発電プラントである東新潟火力3号系列の開発以降、継続的にメーカーと高効率化技術の共同研究に取組み、熱効率の向上に挑戦しております。長年にわたり開発・実装してきた数々の成果は、国内外から高い評価を受けております。
< G T C C 開 発 に 関 わ る 主 な 受 賞 歴 >
・東新潟火力4号系列では当時夢と言われた50%以上の熱効率を達成し、2000年に第29回日本産業技術大賞・内閣総理大臣賞を受賞
・仙台火力4号機では環境に配慮したリプレースが高く評価され2011年にエジソン賞を受賞、新仙台火力発電所3号系列では、地域社会と共生し、環境性能・防災対策に優れた高効率発電設備の開発が評価され、2019年に同じくエジソン賞を受賞
(二度の受賞は、当時日本企業としては初めての快挙)
・上越火力発電所(2022年12月営業運転開始予定)は、最先端技術である『強制空冷燃焼器システム』を採用し、世界最高水準の熱効率63%以上を目指しており、「平成30年度優秀省エネ機器・システム表彰」の最高位である「経済産業大臣賞」を受賞

