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地震対策 ~原子炉格納容器 圧力抑制室の耐震性強化(その1)~(安全対策工事工程上の最重要工事)
再稼働に向けて着実に歩みを進める⼥川原⼦⼒発電所。2023年11月の⼯事完了に向けて現在実施されている安全対策⼯事の模様をシリーズで紹介していきます。今回は、安全対策工事の中でも工程上の最重要工事である「圧力抑制室の耐震補強工事」を⾒ていきましょう!

※各対策の取組状況はホームページで紹介しています。
「女川原子力発電所安全対策実施状況」
(https://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/safety/onagawa/summary.html)
圧力抑制室って、どんな役割をするの?
- 圧力抑制室は、原子炉格納容器の一部で、大量の水を常時貯蔵している円環形(ドーナツ状)の構造物です。
- 原子炉格納容器内の圧力が上昇した場合に、蒸気をこの設備に導き冷却・凝縮することで、原子炉格納容器内の圧力を下げる機能があります。
- また、原子炉を冷却する機能が失われた場合に、非常用の冷却水を原子炉に供給する設備の水源の役割も果たします。
- 女川2号機の圧力抑制室には、約2,900tの水を貯蔵しており、これは小中学校の25mプール約8杯分の水量になります。

実物大の模型を製作して作業内容を十分に確認
- 下に掲載したのが実物大の模型写真。作業者と比較すると非常に大きな構造物であることが分かります。
- 圧力抑制室の耐震補強は、これまでに経験のない工事であることから、女川2号機用の実物大の鋼製模型(右の写真)を製作し、工法や作業成立性などを検証した上で実際の作業に着手しています。

圧力抑制室の耐震補強工事の様子を見てみよう!
- 工事にあたり約2,900tの水をすべて移送し、内部を空にしました。
- 工事は安全確保が最優先です。作業用足場の設置、異物の落下や混入防止のための養生、接触などに備えた機器保護、溶接作業の火気養生など入念な対策を行っています。

- 現在進行中の工事を1つご紹介します。圧力抑制室のドーナツ構造は、下図のとおり「エビの胴」のように繋ぎ合わされていて、繋ぎ目はリング状の部材(青線)で強度を高めています。
- 耐震性向上のため、①リング状部材内側への補強板取り付け、②リング状部材間への連結板取り付け作業が進められています。

- 圧力抑制室内では、今回紹介した以外の工事も実施中です。進捗を踏まえ「原子炉格納容器 圧力抑制室の耐震性強化 その2」で紹介します。
イイね!