北海道・東北・北陸経済連合会「第25回三経連経済懇談会」を開催

 北海道・東北・北陸の経済連合会が一堂に会する「三経連経済懇談会」が、9月13・14日に、仙台市などで開催されました。

コロナ禍で2年ぶりの開催

 同懇談会は、人口減少、寒冷地としての気象条件、インフラ整備など共通の課題認識のもと、三地域の持続的発展と連携深化を図るため、1996年より開催されてきました。

 25回目となる今回は、「ウィズコロナ時代における新しい流れを捉えて~三地域の持続的な発展・連携深化に向けて~」をテーマに、「ロシアによるウクライナ侵略や円安、コロナによる地域企業への影響」、「多様な働き方と人材活躍」、「地域企業のさらなる成長」などについて議論が進められました。

 

左から、北海道経済連合会・真弓会長(北海道電力会長)、東北経済連合会・増子会長(東北電力会長)、北陸経済連合会・金井会長(北陸電力会長)

 

 各経連の課題や取り組みについて活発な意見交換が行われたあと、「第25回三経連経済懇談会決議」が次のとおり取りまとめられ、国などへ一致団結して働きかけを行っていくことが確認されました。

  • 持続的な経済社会の構築に向け連携して取り組むこと
  • 「ロシアによるウクライナ侵略、急激な円安、新型コロナウイルスの感染影響など、不安定な社会情勢を見据えた実効性のある地域経済対策の推進」が必要であること
  • 各地域のウィズコロナの取り組みにおいて「多様な働き方・多様な人材の活躍推進」、「地域産業の競争力強化・魅力ある産業の創出」、「地域のさらなる成長を支える社会資本整備の促進」を図ること
  • ポストコロナを見据え「持続的な経済成長に向けたエネルギー政策の推進」に努めること

 

各施設を視察

 なお、13日は、懇談会に先立ち、仙台市の東北大学青葉山新キャンパスにおいて、2024年度の運用開始を目指して整備が進められている次世代放射光施設「ナノテラス」を視察。東北の産学官の「地域パートナー」と国が協働する本施設の活用などにより、科学技術立国として世界をリードするイノベーション創出への取り組みが必要との認識が共有されました。

次世代放射光施設「ナノテラス」

 

 

 14日は、福島県南相馬市の「福島ロボットテストフィールド」および双葉郡双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」を視察。最先端テクノロジーやエネルギーなど様々な分野での新産業創出に向けた取り組みや、風化が懸念されるなかでの伝承の重要性を再認識したほか、福島の再生および東北の復興に向け、引き続き尽力していくことを確認しました。

 

福島ロボットテストフィールド

イイね!
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