BRIDGE探検隊 ~2022年度 技術系新入社員教育~

 2022年度もあっという間に折り返しを過ぎました。4月に入社した新入社員の皆さんも、各種教育やOJTを経て、各職場の大切な戦力として活躍されていると思います。BRIDGE探検隊では、少し時をさかのぼって総合研修センターにて行われた技術系新入社員教育の様子をお届けします。新入社員の皆さんの成長の軌跡をご覧ください。

【情報通信部門】座学だけではない!昇降塔訓練

 情報通信部門は、電力の安定供給に必要不可欠な通信ネットワーク、ならびに社内の日常業務の高度化、効率化の実現に寄与する情報通信システムの設計・構築・維持管理を担っています。

 今年度は8人の新入社員が配属されました。新入社員教育は屋内での座学と実習が中心ですが、この日は64.8mもある送電鉄塔の昇降塔訓練でした。「情報通信部門で昇降塔訓練?」と思われるかもしれませんが、情報通信部門では無線鉄塔の保守点検作業があり、昇塔・降塔の技術が必要になるのです。

 初めて昇る送電鉄塔を前に、フルハーネスを装備した新入社員の皆さんは少し緊張した面持ちでしたが、先導する講師の姿や掛け声に後押しされ、一歩一歩自らの安全を確認しながら塔上を目指しました。そして全員が無事昇塔すると、空の上では歓声が上がりました。訓練後、新入社員からは「昇るのは大変でしたけど、頂上の景色がとても良く、皆で昇りきることができてよかった」との感想がありました。

 

全員無事昇塔完了!

【送電部門】初の女性新入社員

 送電部門の主な仕事は、発電所と変電所をつなぐ送電設備の保守業務(巡視・点検・電気事故対応)や、鉄塔の建て替えなどの設備工事業務があります。

 今年度、送電部門では初となる女性社員を2人迎えました。両者とも「鉄塔を建てるといった、風景に残る仕事がしたかったから」「大学で学んだ地質の知識を生かせると聞いたから。また、山歩きが好きで、巡視などで山を歩く機会が多いから」と、自ら志望して送電部門の門を叩いたそうです。

 この日は、保守業務に必要なスキルである電線乗り出し訓練と、「蹴上がり」と呼ばれる訓練を行っていました。「送電線は地上に比べ風が強く、バランスがとりづらい中での作業となるため、「蹴上がり」と呼ばれる体が反転してしまった時に自力で起き上がる技術も習得する必要があります」と講師の方が教えてくれました。電線の上でくるっと体を回転させるだけ…なのですが、体を預けているのは細い送電線たった一本。しかも、風で揺れている中のため、そう簡単にはいきません。訓練後の新入社員に感想を聞くと「今日の訓練はうまくいかず悔しかった。もっと練習して、早く一人前の技術を身につけたい」と、意識の高さが伺えました。

【配電部門】各班で協力し合い、訓練を乗り越える

 電柱・高低圧電線・変圧器等の設備を建設・保守・管理している配電部門は、お客さまに最も身近な技術部門です。

 この日は、女性6人を含む計65人の新入社員が引込線断線修理、事故点探査、開閉器操作の班に分かれて研修を行っていました。研修場が近づくにつれて「●●ヨシ!」「●●ヨシ!了解!」といった大きな掛け声が聞こえ、とても活気がありました。

 各班ともに、まだ慣れない中ではあるものの、それぞれの作業で用いる道具の使用方法や作業手順など、講師の説明に熱心に耳を傾けていました。それぞれ少人数で研修を行っているため、それぞれの理解度などに合わせてきめ細かな訓練を行っていました。さらに新入社員同士でも、お互いに声を掛け合ったり、助け合ったりして、自らの技術を積極的に高めようとする姿が印象的でした。

 

探検後記

 取材当日は天候が悪く、小雨が降り続ける中での訓練でした。その中で新入社員の皆さんは、講師の説明に熱心に耳を傾けるだけでなく、訓練が終わると新入社員同士でお互いのフォームを確認し合う場面や、自主練習をしている姿を見ることができ、「きっと、あっという間に立派な社員に成長するんだろうな!」と感じました。また、女性新入社員も人数は少ないながらも、互いの気づきをシェアしあうなど、男性新入社員に負けないぐらい意識高く訓練に励んでいて、その姿には講師陣も目を見張っていました。

 新入社員教育での訓練に加えて、職場でのOJTも通じて今日この時もさらに技術に磨きをかけている新入社員の皆さん。今後のさらなる成長を期待せずにはいられません!!

新入社員の奮闘の様子を動画でご覧ください!
(別日に実施した水力部門・変電部門の訓練の様子も収録しています)

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