■原子力部■日米電力会社の原子力部門責任者による交流会議を開催

 11月18日、日米電力会社の原子力部門責任者(CNO:Chief Nuclear Officer)による交流会議が東京にて開催され、当社から加藤常務が出席しました。会議に先立ち、11月16日には米国CNOらが女川原子力発電所の安全対策工事などを視察しました。

日米CNO交流会議~CNOが果たすべき役割をテーマに意見交換~

 本会議は、東京電力福島第一発電所事故を契機として、日米のCNO同士が直面している課題や良好事例から学び、相互に協力するために設置されたもので、今回で9回目となります。

 今回は米国およびカナダのCNO7名、日本のCNO12名を含めて27名が出席。原子力発電所の安全性を向上させるためにCNOが果たすべき役割をテーマとして活発な意見交換が行われました。

米国電力会社のCNOらによる女川原子力発電所視察

 日米CNO交流会議の一環で、米国CNOらが女川原子力発電所を視察しました。

 加藤常務が終日同行し、当社が女川1号機計画段階から津波ハザードを重視していた(敷地を高く設定、原子炉の冷却に必要な海水ポンプおよびモーターを海側に設置しなかった等)ことや、震災当時の所員の対応により東日本大震災では女川が福島第一のような事故に至らなかったこと、さらに現在取り組んでいる安全対策工事等について説明を行いました。

 なお、当社の交流相手であるサザンニュークリア社※1(原子炉6基運転中(うち2基がBWR)、2基の新型炉(AP1000)建設中)からは、CNO代理が参加しました。

 

米国CNO、加藤常務(一番左)、阿部発電所長(右)ら。建設中の防潮堤が後ろに見える。

 

 

 視察者からは、「女川2号の再稼働に取り組む姿勢に感銘を受けた」「安全対策工事の規模の大きさに驚いた※2」などの声が寄せられ,「女川2号の再稼働に向け米国CNO、特にBWR運転会社は応援する」との励ましの言葉を頂きました。

 

 ※1:福島第一事故後、日本の原子力事業者は海外の先進的取り組みを学ぶ必要があると認識し、電事連等の仲立ちで日本と米国の事業者間で連携を開始。当社は2014年からサザンニュークリア社と交流を開始し、これまで7回の相互訪問を実施。

 ※2:福島第一事故以降に米国で実施された安全対策は「FLEX」と呼ばれ、発電所には小規模の電源車や注水車等を保有するとともに、米国内に2か所の共用支援基地を設置し、そこから発電機車両や注水車等を出動させるもの。

イイね!
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