
郡司さんの功績、東北電力での歩み
郡司さんは1963年4月に東北電力株式会社へ入社し、2004年4月に定年退職するまで41年間勤務しました。
この間、小名浜港(いわき市)の工業化に伴って建設された送電設備の保守や、宮城県南部の送電設備の建設業務など、数多くの架空送電の現場に従事したほか、多くの送電鉄塔が倒壊し、長期間の停電が発生した1980年12月の福島県と宮城県を中心とした大雪害(55.12雪害)では、不眠不休で送電線の被害調査、復旧計画策定、改修作業に当たりました。
当時の送電線は系統的に弱く、停止による作業が困難だったことから、活線での保修作業が多く危険を伴いました。また、現在の鋼芯アルミ線ではなく銅線が主流だったため、自然災害時には断線することも多くあり、数えきれないほど現場での復旧作業に従事しました。
また、豊富な経験を生かし、現場第一線の作業監督者および安全指導者として後輩の指導・育成にも尽力。温厚な人柄と幅広い知識で多くの部下からの信頼を得ていました。
今回、これらの長年の功績が認められ、令和4年秋の叙勲で「瑞宝単光章」を受章しました。

55.12雪害を取り上げた当時の東北電力社誌(1981年2月号)
坂本社長、山田常務と面談
コロナ禍により、東京での授与式と皇居での拝謁式は残念ながら中止となりましたが、昨年12月に郡司さんが本店ビルを訪れ、東北電力ネットワークの坂本社長、山田常務と面談しました(二坂電力システム部長、飯泉電力システム部副部長、阿部人財部長が陪席)。

話題が尽きない面談の様子(左奥が郡司さん)
現役時代の思い出や、退職後の日々の過ごし方(畑を手入れし、たくさんの野菜を育てているそうです)、また、受章発表後に多方面から寄せられたお祝いのメッセージなどについて、話に花が咲きました。

現役時代の思い出を語られる郡司さん
当社では、記録が残る1970年以降、延べ60名のOBの方々が叙勲を受章されています(役員経験者を除く)。東北・新潟地域における電力の安定供給に尽力された先輩方の意志を受け継いで、私たちも日々努力していきましょう!
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左から阿部人財部長、山田常務、飯泉電力システム部副部長、郡司さん、坂本社長、二坂電力システム部長

旧仙台技術センター送電技術課で当時新入社員だった飯泉副部長と副長だった郡司さん