
竣工記念式典を開催
秋田洋上風力発電の能代港発電所は2022年12月22日に、秋田港発電所は2023年1月31日にそれぞれ商業運転を開始しました。
3月23日にはこれら発電所の竣工を記念した式典が能代市で開催されるとともに、同日秋田市で記念レセプションが開催され、多数の関係者出席のもと国内初となる大型洋上風力発電所の全面商業運転開始を盛大に祝いました。

秋田洋上風力発電所とは?
「秋田洋上風力発電=AOW:Akita Offshore Wind Corporation.」
東北電力のほか、丸紅、大林組、関西電力、中部電力など計13社の株主で構成されており、2016年4月の設立以来、秋田港および能代港において、日本国内で初の商業ベースでの大型洋上風力発電事業に取り組んでいます。
これらの洋上風力発電所は運転開始から20年にわたって発電電力量の全量を東北電力ネットワークに売電することとなっています。

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秋田港洋上風力発電所
(提供:秋田洋上風力発電株式会社)
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能代港洋上風力発電所
(提供:秋田洋上風力発電株式会社)


(提供:秋田洋上風力発電株式会社)

ハンマーによりモノパイルを杭打ちしている様子
(提供:秋田洋上風力発電株式会社)
風車は非常に繊細であり、クレーン船が波の影響で揺れて吊り上げ部材が複雑な動きをすると組み立てができません。
そのため、波の影響を受けないよう船体を浮上させることができるSEP船(Self-Elevating Platform: 自己昇降式作業船)という特殊な船により組み立てを行いました。

(提供:秋田洋上風力発電株式会社)
担当者のコメント

再生可能エネルギーカンパニー
企画・開発部 副長 小嶋 敏昭さん
AOWには建設期間の途中、基礎工事が完了し、風車据付工事に向けて秋田港への風車主要部品の搬入がいよいよ始まるというタイミングで出向しました。日本初の商業ベースの大型洋上風力発電所であり、また、コロナ禍での工事という条件も重なり、当初計画通りに進まない場面も多々ありましたが、事業者、工事会社、風車メーカー他あらゆる関係者が切磋琢磨して、なんとかほぼ計画通りに営業運転を迎えられたことは大変うれしく思います。
本事業の成功が、今後の日本の洋上風力発電事業の発展に大きく寄与できると信じています。
本事業で得た知見や経験を生かして、当社の洋上風力発電開発をさらに加速していけるよう引き続き尽力していきます。
東北電力グループの再エネ開発
東北電力グループでは東北6県および新潟県を中心として、200万kWの再生可能エネルギー電源を開発することを目標に取り組んでいます。
2023年3月末現在、持分出力累計約65万kWの開発・参画実績がありますが、引き続き再生可能エネルギーの拡大に向けて取り組んでいきます。

(2023年度 東北電力グループ中期計画の概要(抜粋版)より)