■経理部■当社ハイブリッド社債が『Bond of the Year』を受賞!

 2022年9月に発行した当社ハイブリッド社債について、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)傘下のリフィニティブ・ジャパンが主催する「DEALWATCH AWARDS 2022(社債部門)」の『Bond of the Year』を受賞しました。

~「DEALWATCH AWARDS」の概要~

 「DEALWATCH AWARDS」とは、リフィニティブ・ジャパンが提供する金融情報サービス「DEALWATCH」が毎年開催している国内資本市場において債券や株式を発行した優秀な発行体、海外でオファリングを行った本邦発行体および案件を運営した引受証券会社を称える賞です。

 社債部門では、当該年度の社債市場において、市場関係者の推薦により評価されたディール、発行体、証券会社が各5部門において、それぞれ1銘柄が選定されます。

 2022年度は下表のとおり、当社ハイブリッド社債が『Bond of the Year』を受賞しました。また、ハイブリッド社債*1の発行にあたっては、事務主幹事としてみずほ証券株式会社の支援を受けています。

 なお、当社としては、2015年度の転換社債*2で受賞以来、2度目の『Bond of the Year』受賞となります。

 

*1 ハイブリッド社債…株式と債券の両方の特性を持ち、普通社債よりも元本および利息の支払い順位の低い社債のこと。債務不履行のリスクが大きい分、利回りは相対的に高く設定されている。劣後債、劣後特約付債券ともいう。

 

*2 転換社債…「転換社債型新株予約権付社債」の略称。転換社債型新株予約権付社債は、事前に決められた条件でいつでも株式に転換できる権利の付いた社債のこと。

 

 

(写真左より)リフィニティブ・ジャパン㈱DealWatch米田編集長、経理部(財務)阿部課長、砂子田副社長、みずほ証券㈱榊原執行理事、リフィニティブ・ジャパン㈱富田社長

 

 

 

 

 

~当社ハイブリッド社債について~

 当社は、企業グループの中長期ビジョン「よりそうnext」で掲げた「スマート社会実現事業」などへの投資資金の確保と、燃料費高騰で棄損した財務基盤の強化を両立する資金調達の手段として、当社初となるハイブリッド社債を2022年9月に発行しました。

 起債時は不安定な市場環境が継続していましたが、発行額の最大化を優先し、投資家の意向に即した柔軟な起債運営に取り組んだ結果、発行額は国内電力最大となる総額2,800億円となりました。

 経理部では、今後も金融政策、市場環境および投資家ニーズなどを踏まえた社債発行について検討・実施し、機動的かつ安定的な資金の確保に努めていくこととしています。

 

 

■経理部から主管部の皆さまへ

 社債発行に際しては、デットIR活動の実施および証券会社からの起債時質問への回答作成等、グループ戦略部門および各主管部の皆さまから多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございました。

 

 

~担当者のコメント~

<経理部(予算)皆川 修一さん(当時:経理部(財務))>

 当社の2022年度決算は約▲2,000億円の経常赤字となりました。燃料費高騰や福島県沖地震の影響により、年度当初から大幅な赤字・資金不足のリスクを想定していたものの、収入と支出の予想値を資金繰り表へ落とし込み、実際の数値を見たときは、資金が消えていくスピードの想像以上の速さ、状況のあまりの深刻さに衝撃を受け言葉を失いました。

 ハイブリッド社債は、このような危機的状況での資金面の施策でしたので、失敗が許されない緊張感を常に抱えながらの準備・運営となりました。

 夏場には、金融情勢・社債の発行環境が大幅に悪化し、当社ハイブリッド社債も1,000億円未満となるリスクがありましたが、少しでも多くの投資家に購入を検討してもらうため総勢55件にも及ぶデットIR活動を実施しました。投資家の関心・質問は、事業・料金戦略など全社に関わる部分が多くありましたので、グループ戦略部門IRチームおよび各主管部の皆さまにも多大なるご尽力をいただきながら、当社の信用力維持・向上に資する丁寧な対応を常に心掛けました。

 その結果、総勢389件の投資家が参加する2,800億円の大型調達を達成できました。社内外の皆さまに支えられて発行できたことが、今回の受賞につながったものと考えています。

 

 

経理部(予算)皆川 修一さん

 

イイね!
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