実践!エネコミコーナー
~女川原子力発電所のいま⑬~

 女川原子力発電所では、重要機器への浸水防止対策として水密扉すいみつとびら設置工事を実施しています。

水密扉はなぜ設置するの?

  • 水密扉は、原子力発電所の重要機器への浸水を防止するための設備であり、建屋の外部から内部まで、合計65箇所に設置しています。また、最大で34.5mの水深に相当する圧力まで耐えることができます。
  • 一番大きい扉は約幅8.4m×高さ6.5m(マンション2階程度の高さ)、重さは約78.5tとなります。

水密扉の構造はどうなっているの?

  • 女川原子力発電所で採用している水密扉は、東日本大震災を上回る地震や津波および竜巻にも耐えられるように、頑丈な鉄骨などを組み合わせて作っています。
  • 一番大きい扉の鉄骨材は、扉製作メーカーにおいて過去最大寸法の鉄骨材を使用しており、扉の厚さは約1mもあります。このような大きくて重い扉については、電動で開閉することができます。
  • 水密扉は止水性能を確認するために、工場で漏水試験を行ったうえで、納入、設置されています。

水密扉の設置はどのようなスケジュールで工事が進むの?

  • 水密扉の工事の流れは大きく、①水密扉製作 ②水密扉枠設置 ③水密扉本体設置 ④付属品取付 ⑤塗装工事の順番で行います。一部の水密扉は非常に重い(約78.5t)ことから、400 tクレーンを使って設置しました。
  • 現在は、水密扉(65箇所)の設置作業は完了し、扉周囲の躯体補修工事を進めています。
  • 竜巻への耐久性などを含めた最終的な機能・性能確認を2月末に終える予定です。

担当者からの現場の声!

  • 水密扉工事を担当した女川原子力発電所 土木建築部建築グループの皆さんにお話を伺いました。

イイね!
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