
工事完了時期は「2024年6月」へ見直し。再稼働は「2024年9月頃」に
女川2号機の安全対策工事については、現在実施している「電線管の火災防護対策工事」の工期が、工事物量の増加により数カ月遅れる見通しとなったことから、改めて、完了時期の精査を進めていました。(2024年1月10日に公表)
今般、今後の工事物量のほか、これらの工事に必要となる資機材や作業員の確保、現場における作業性も含めた精査結果を踏まえ、安全対策工事完了時期をこれまでの「2024年2月」から「2024年6月」に見直したものです。
これに伴い、発電機を並列して発電を開始する再稼働は「2024年9月頃」、営業運転開始は「2024年10月頃」を想定しています。(下図)

なお、再稼働時期の見直しに伴い、一定の前提を置いた算定によると月100億円程度の燃料費の焚き減らし効果がなくなるものと想定され、2024年度の収支には一定の影響があると考えられますが、現時点で、再稼働の遅れに起因した電気料金の見直しの予定はありません。
【「電線管の火災防護対策工事」とは?】
発電所内で、万一火災が発生した場合に、その熱により火災発生個所と同一の区画に敷設している他の電線(ケーブル)が損傷しないよう、電線管の周囲を断熱材などの耐火材でラッピングするとともに、ラッピングによる重量の増加を踏まえ、必要に応じて耐震補強を行うものです。(参考記事)

再稼働を完遂するために
安全対策工事は終盤に入ってきています。地域の皆さまからは常々「安全確保を最優先に工事を進めてほしい」との声が寄せられていることから、引き続き、安全確保を最優先に、2024年6月の工事完了に向けて全力で取り組んでいきます。
また、安全対策工事の完了後は、再稼働に向けた「燃料装荷」や「原子炉起動」に伴う各種検査・試験などのプロセスが控えています。今後とも、地域の皆さまからのご理解をいただきながら、再稼働を目指していくとともに、震災の被害を受けたBWRの再稼働という、歴史に残る一大プロジェクトの完遂に向けて取り組みを進めていきます。