■岩手支店■企業グループ防災研修 開業40周年の三陸鉄道震災学習列車で開催

 岩手支店は10月29日、三陸鉄道の震災学習列車の車内にて東北電力グループいわて経営会議を開催しました。

地域振興を後押し ~貸切列車で会議開催~

 東北電力グループいわて経営会議は、岩手県内のグループ企業間の連携強化・グループ経営を一層推進させることを目的に年2回開催しています。

 今回の会議は初の試みとして、いつもの会議室を飛び出し、震災学習列車(貸切の臨時列車、宮古駅⇔岩手船越駅)車内で開催しました。グループ各社の事業環境の共有や意見交換に加え、東日本大震災や豪雨災害を乗り越え、地域の足として親しまれ今年開業40周年を迎えた三陸鉄道を利用した震災・防災学習を主題とし、東北電力岩手支店佐藤支店長、東北電力ネットワーク岩手支社阿部支社長などグループ企業14社の事業所長ら27名が出席しました。

 会議冒頭、佐藤支店長は「東日本大震災や豪雨災害を乗り越えて迎えた三陸鉄道の開業40周年という節目に、地域振興を後押ししたいとの思いから、三陸鉄道車内での会議開催を企画した。三陸鉄道は、三陸地域の復興のシンボルともいえる。東日本大震災から13年が経過し、震災後入社の割合も増えてきているが震災の記憶を風化させるわけにはいかない。三陸鉄道社員を講師とする震災・防災学習を、各社での伝達・伝承の一助としていただきたい」とあいさつしました。

 

 

三陸鉄道に学ぶ ~震災・防災学習~

 三陸鉄道社員による震災・防災学習では、車窓から被災地域の状況を確認するとともに、東日本大震災や豪雨災害で被災した鉄道設備の復旧・復興への取り組みなどの説明がありました。

 今回講師を務めた三陸鉄道の千代川さんからは、「三陸鉄道では2012年から震災学習列車を運行している」とし、「小学6年生のとき地元の山田町で被災し、それからの様子を地元住民のひとりとして見てきた。震災学習列車では、三陸鉄道や沿線市町村がどのような被害を受けたのか、またその後の復旧・復興の歩みや生まれ変わった街の姿を伝えることで、自然災害への備えなどについて考えてもらうきっかけとなれば」と力強い話があり、参加者は改めて防災への取り組みや地域の復興・発展の重要性などを確認しました。

 参加者からは、「震災・防災学習では、三陸鉄道社員の実体験を踏まえた話と車窓から見える現状とのかけ合わせで理解が深まった」、「地域振興のためには、実際に現地に足を運び直接見て聞くことがやはり大切だと実感した」などの感想が寄せられ、充実した様子でした。

 

 

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