
■キラリ☆企業グループ社員にフォーカス■博物館のガイドボランティアで地域へ貢献! ~Vol.8 東北電力ネットワーク 鈴木 朋久さん~
東北電力グループでは、従業員一人ひとりが個性を生かしさまざまな分野で活躍しています。そんな皆さんのキラリと光る活躍や多彩な活動などにフォーカスする本コーナー。 第8回は、仙台市博物館のガイドボランティアを務める東北電力ネットワークの鈴木 朋久さんに、ガイド活動の魅力や地元にかける想いなどについて伺いました。
軽い気持ちで応募したボランティアガイド。活動の舞台は仙台市博物館
仙台市博物館でガイドボランティアをしている鈴木さん。活動の魅力や一押しの展示物などについてご紹介します!

☆東北電力ネットワーク 鈴木 朋久さん☆
・現職場 古川電力センター 配電工事課
・出 身 宮城県仙台市
───ガイドボランティアを始めたきっかけについて教えてください。
5、6年前のことなのですが、たまたま仙台市博物館の近くに住んでいた頃に市政だよりで「博物館ガイドボランティア(三の丸会)」の募集を見つけて応募しました。
───元々歴史がお好きだったのでしょうか。
いえ、特に歴史好きというわけではなく(笑)
本当に軽い気持ちで、自分にとって何か勉強になったり得られるものがあるのではないかと思っての応募でした。
────ガイドボランティア活動はどのように行っているのでしょうか。
活動は月2回のシフト制で、私は第2、第4日曜日の班に所属しています。
当番の日は博物館に集合後、展示物の入れ替えなどの情報を共有するミーティングを行った後、10:00から15:00までの間、名札を付けて常設展のスペースを歩きながら、質問を受けたり、展示を見ている人に声をかけて解説したりしています。音声ガイドの貸し出しやスマートフォンの普及のせいか、お客さまからガイドに質問がくることはあまりないので、見る人のペースを乱さないように気を付けつつ、なるべく自分から話しかけるようにしています。
常設展の展示は縄文から近代まで一通りの内容がありますが、私は伊達家の歴史や支倉常長について解説しています。他の時代のことはあまり話せなくて(笑)

───同じ班の他の方はどのような人たちですか。
私の班には他に3名の方がいます。いずれもご高齢の方で、ボランティアのない日に見に行ったお城などの話をお互いにされている、とても歴史好きな方ばかりです。
私も充実した解説ができるように、ガイドボランティアになってから本などを読んで勉強するようになりました。
───博物館に来場される方はどのような方が多いですか。
観光旅行の一環として、仙台の文化や歴史を学ぶために訪れる観光客の方が多いです。また、学校の遠足や課外活動の一環、あるいは研究のために博物館を訪れる学生もよく見られます。親子で楽しめる展示や子ども向けのワークショップなども開催されることがあり、その時は家族連れも多く訪れます。
───話す時に工夫していることはありますか。
今日はどちらからいらっしゃいましたか、と聞くようにしています。
例えば福島県(伊達市)や栃木県(真岡市)なら伊達氏発祥の地と言われていること、愛媛県や埼玉県なら伊達氏の飛び地だったことなど、その人の地域と伊達家や仙台藩との関わりを話すことで、展示内容をより身近に感じてもらえればいいなと思っています。

───仙台市博物館はどのような施設ですか。
仙台城「三の丸跡」に位置し、周囲を緑に囲まれた美しい環境にある博物館です。伊達政宗や伊達家にまつわる甲冑や刀剣、書状など歴史的価値の高い品々を展示しています。また仙台城の模型や、歴史的な街並みの復元などを通じて、仙台市の発展や文化、当時の暮らしを体験できるところも魅力です。
歴史好きな人はもちろん、地元の文化に興味がある人にとって、様々な楽しみがつまったスポットだと思います。
───仙台市博物館で一押しの展示を教えてください。
伊達政宗の甲冑「黒漆五枚胴具足(くろうるしごまいどうぐそく)」ですね。
伊達政宗の甲冑が黒一色であることはご存知の方も多いと思いますが、この色は伊達政宗と同じく隻眼だった唐の武人「李克用(りこくよう)」の鎧にならったものと言われています。また有名な兜の半月の飾り(前立て)は右側が短く作られており、これは刀を振る際に邪魔にならないようにしたと言われています。実物ではなくレプリカが展示されている時もありますので、博物館HPでご確認いただき、ぜひ迫力ある実物をご覧になっていただきたいです。
- 黒漆五枚胴具足
- 奥州仙台領国絵図
───博物館ガイドボランティアで気を付けていること、また活動を通じて得られたことを教えてください。
お客さまの年齢や文化背景が様々ですので、その方に合わせた分かりやすい説明をするとともに、正確な情報を伝えるために知識を常にアップデートするようにしています。
私はガイドボランティアの活動を通じて、歴史が好きになりました。加えて会社とは別の居場所ができ、そこで新たな学びや様々な発見を得ることができたことも良かったと思います。
───配電の業務で仙台の歴史を感じることはありますか。
電柱の線路名から歴史を感じることができます。
例えば「外記丁(げきちょう)」はかつて宮城県庁構内東入口付近にあった地名ですが、これは伊達政宗に仕えて多くの武勇伝を残した齋藤外記永門の屋敷があったことに由来していると伝えられています。現在は「青葉区本町」などとなって地名からは消えてしまった外記丁ですが、配電線路名「外記丁通(げきちょうどおり)線」にその名を残しています。

───読者の皆さまへのメッセージをおねがいします。
みなさんのお住まいの町にも博物館があると思います。静かで落ち着いた環境の中で展示物を鑑賞することで、心がリフレッシュできます。是非、足を運んでみてください
(本インタビューは2024年10月下旬に実施しました)
■バックナンバーはこちらから
■キラリ☆企業グループ社員にフォーカス■石巻で水彩画の作品展を開催! ~Vol.7 東北発電工業 樋󠄀口 貴之さん~
以下のデジタルBRIDGE担当者までご連絡をお願いいたします。
東北電力 ソーシャルコミュニケーション部門(戦略広報ユニット)デジタルBRIDGE担当
佐々木(Tel:050-7789-3295、E-mail:sasaki.tatsuhiko.wu@tohoku-epco.co.jp)