
■キラリ☆企業グループ社員にフォーカス■サッカー部コーチとして地域へ貢献!~Vol.9 東北電力ネットワーク 早川 大登さん~
東北電力グループでは、従業員一人ひとりが個性を生かしさまざまな分野で活躍しています。そんな皆さんのキラリと光る活躍や多彩な活動などにフォーカスする本コーナー。第9回は、東北学院高校男子サッカー部のコーチとして活躍する東北電力ネットワークの早川 大登さんに、サッカー指導の魅力やスポーツを通じた地域とのつながりなどについて伺いました。
37年ぶりに宮城県予選優勝。全国大会への切符をつかむ
東北学院高校男子サッカー部コーチとして活躍する早川さん。コーチを始めたきっかけや現在の活動についてご紹介します!

☆東北電力ネットワーク 早川 大登さん☆
・現職場 総務部 総務グループ
・出 身 宮城県仙台市
───サッカー部のコーチをやることになったきっかけについて教えてください。
サッカーは5歳から大学までずっとやっていました。大学を卒業しても「サッカーが好き」「サッカーに関わりたい」という思いが強く、そこに母校でもある東北学院高校の男子サッカー部が指導者を募集しているという話も耳にして、監督へ連絡してみたところ快諾いただき、コーチになりました。
───東北学院高校男子サッカー部について教えてください。
今年で創部100周年を迎える、長い歴史を持つチームです。文武両道をモットーに、サッカーがもっとうまくなりたい、強くなりたいという気持ちを持ち続けている約140名の生徒達が日々練習に精を出しています。勝つことを目標としながらも、あくまでも目的はサッカーを通しての人間的な成長です。
東北学院の特徴として、併設の中学校の男子サッカー部の存在が挙げられます。全国大会にコンスタントに出場している中学男子サッカー部との交流は選手たちの刺激になりますが、その一方でピッチも共同利用となるため、使えるピッチは半分となります。加えて高校男子サッカー部では「より多くの部員をピッチで練習させたい」という方針があり、半分になったピッチを更に細かく分割して使用しています。そのため常に狭いピッチでの練習を強いられますが、選手たちはこの条件を生かして、テンポの良いパス回しを身に付け、相手の守備を掻い潜って得点を狙えるチームを作り上げています。
────選手としてプレーするのではなく、指導者としてサッカーに関わることを選んだのはなぜですか。
全力でプレーする高校生をサポートすることで、自分もエネルギーをもらえそうだと思ったからです。また大学生の時に日本一を目指してサッカーに打ち込んだ日々は今の私の人生の基盤になっているので、大学サッカーで得られた質の高いプレーや練習のノウハウを母校や後輩に少しでも還元できたらといった思いもありました。

指導にあたる早川さん(中央)
実は大学を卒業する時に「大学のサッカー部でコーチをやらないか」と声をかけられたことがあり、その時は既に東北電力から内定をもらった後だったので丁重にお断りしましたが、「指導者としてサッカーに関わる」という道はその時に意識しました。
───指導することの魅力ややりがいを教えてください。
チームの一員として選手と苦楽を共にできることですね。昨今の大学、特に強豪校のサッカー部は入部資格が極めて厳しいこともあり、選手たちのサッカー経験は高校での部活動が最後、ということも少なくありません。試合に勝った瞬間ピッチで喜びを爆発させる選手たちの姿を見ると、選手たちの高校サッカー生活の一部に携わることができて本当に良かったと感じます。
また選手がサッカーのスキルだけでなく、人間的にも成長していく姿が見られるのも大きな魅力です。入学当初は周囲とあまりコミュニケーションを取らずにひとりよがりなプレーをしていたような選手も、様々な経験をしながら成長していき、いつしか大きな声で仲間を鼓舞するようになります。そういった姿には心を打たれますし、選手たちの成長に負けないように自分も頑張ろうと思います。

───コーチ業では具体的にどのようなことをしていますか。高校生を指導するうえで気を付けていることはありますか。
毎週土日、計6時間の練習に参加し、練習の方針を決めたり、選手を指導したりしています。私は5名いるコーチのうちのヘッドコーチという立場で、試合の際には監督の横で選手交代やフォーメーションの変更についても意見具申をしています。

ベンチで試合展開を見守る早川さん(右から2人目)
指導するうえで気を付けていることは「自分もチームの一員として選手たちと同じ熱量でサッカーに臨む」ということです。平日も練習に励んでいる選手たちとなるべく近いテンションでサッカーに臨めるように、私も平日の空き時間を使ってセットプレーの提案や、練習メニューの構築、チームのSNSの運用、対戦相手の分析などをしています。選手たちと会っている間はコミュニケーションを積極的に取ることを心掛け、時には私生活のことも話したりして、指導者と選手の壁を少しでもなくすようにしています。
そのほか、相手が高校生ということで特に気を付けている点として、それぞれが持っている「サッカー観」を重んじるようにしています。もちろん必要な指導は行いますが、サッカーに楽しく取り組んでもらうために「指導者が全て正しい」というようなスタンスは取らず、選手個人の考え方や判断を尊重して、指導者と選手が共にレベルアップしていくことを目指しています。
───仕事とコーチ業の両立は大変ではありませんか。
サッカーが大好きなので、気になりません(笑)
前任地は新潟電力センターですが、その時も毎週土日は仙台で過ごしていました。通勤の合間や帰宅後もJリーグの試合や次の試合の相手校のプレーを見ていますし、自分の人生にサッカーは必要不可欠の存在です!
全国からサッカー部が集まる強化合宿にも休暇を頂いて参加しています(快く送り出してくださる職場の皆さまには感謝しています)。合宿へ行くと、会社員の立場でコーチとして来る人は珍しいらしく、いつも顧問の先生と間違われます(笑)コーチ仲間や保護者の方からは「どんな仕事をしているの?」と聞かれたり、「コーチ業と両立できるいい会社だね」と言われたりします。会社の知名度や理解度が上がったり、選手たちの進路の参考になったりしたら嬉しいですね。
───東北学院高校男子サッカー部は今年、37年ぶりに全国高校サッカー選手権全国大会への出場を果たしました。受け止めはいかがですか。
宮城県には仙台育英学園高校と聖和学園高校という「2強」がいて、東北学院高校は長らく県内の大会で優勝することができていませんでした。
しかしついに今年、東北学院高校は宮城県予選を制し、全国への切符を手にしました。要因としてはまず選手たちの頑張りと、そして去年、一昨年と予選決勝に導いてくれた先輩たちの悔しい思いをバネに、今年のキャプテンや3年生がチームを引っ張ってくれた結果だと思います。
選手たちがどれほどサッカーに打ち込んできたかはコーチとしてよく分かっています。それだけに優勝の喜びを一緒に分かち合えたことは言葉で表しきれないほど嬉しかったですね。
- 選手たちと喜びを分かち合う早川さん(右から2人目)
- トロフィーを持つ早川さん(前列中央)
今回サッカー部が目標に掲げたのは、42年前の記録でもある「全国大会ベスト8」です。私もコーチとして目の前の試合に向けて全力を注ぎたいと思っています。
───コーチ業をしていることで仕事に役立つことはありますか。
コーチ業では「選手ファースト、選手目線」での言葉選びが大切だと感じています。どんなに熱量を持って伝えても、相手が理解できていないと意味がありません。
仕事も同じで、他の部門の方に説明する際などは専門用語を極力使わず「自分自身が相手の立場で初めて聞いたら、わかるかどうか」ということを考えながら伝えるようにしています。

───逆に、仕事をしていた中でコーチ業に役立つことはありましたか。
7月から総務部に勤務していますが、業務では初めてのことばかりで、周囲に聞いたり、時には外部の専門家に尋ねたりしながら進めています。その中で「その分野のエキスパートに習うことの重要さ」を日々感じています。
サッカーも同じだと考えていて、私はサッカーを始めて22年になりますが、セオリーやトレンドは日々変わっていくので、自分の現状に慢心せず、常に他者から学ぶようにしています。
───読者の皆さまへのメッセージをおねがいします。
全国大会の初戦は12/29(日)14:10開始。相手は奈良県代表の奈良育英高校です。当日の試合は地上波での生放送(宮城県内)のほか、インターネットでの配信も予定されています。
選手たちはこの舞台で勝つために全力を注いできました。必ず大活躍してくれると思っています。
注目いただきたいポイントは、華麗なパスワークと巧みなセットプレー※です。ぜひ試合を観戦いただき、熱いご声援をお願いいたします!
※コーナーキックやフリーキックといった、ボールが静止(セット)状態からゲームを再開する際のプレーこと。攻撃側にとって大きなチャンスとなる。

(本インタビューは2024年11月下旬に実施しました)
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■キラリ☆企業グループ社員にフォーカス■博物館のガイドボランティアで地域へ貢献! ~Vol.8 東北電力ネットワーク 鈴木 朋久さん~
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