
スマート保安推進の必要性とスマート保安の定義
歯止めがかからない労働災害の発生や災害の激甚化など、電力保安業務を取り巻く課題は多岐にわたります。こうした課題を克服するため、AI、IoTおよびドローンなどの新しい技術を活用し、電力保安業務をスマート化・高度化していく必要があります。
今般取りまとめた「スマート保安の将来像」では、多岐にわたる課題を克服した先に実現したいことを整理し、東北電力グループにおけるスマート保安を「スマート技術を活用して保安業務を高度化することにより、安全性、生産性、業務品質、レジリエンスの向上およびコストの低減を図る取組み」と定義しました。そのうえで、目指す方向性を具体的に描いたものです。
(本資料の上位には、東北電力グループDX推進方針、DX推進計画および各主管部門のDX推進資料などが位置付けられます)

電力保安業務を取り巻く課題と実現したいこと
『スマート保安の将来像』の8つの将来イメージ
「スマート保安の将来像」を取りまとめるにあたり、設備部門に対してDX・スマート保安に関する各室部の取り組みや目指す姿についてヒアリングを行い、その結果をもとに共通する要素を将来イメージとして8つに整理・統合しました。
大きな基軸として、現場におけるDX実現を支える通信環境の整備を行い(⑧)、仮想空間に現実空間のさまざまなデータを蓄積し、AIとの協働(⑦)を実現することで、業務品質や生産性の向上、コスト低減を図っていきます。その上で、蓄積したデータなどを活用しながら労災リスク低減、レジリエンス対応、常時・遠隔監視、センシングなどの6つのスマート保安化施策(①~⑥)を実施し、最新のデジタル技術を駆使しながら設備現場における効率化、高度化を目指していくことを将来像としてまとめています。

8つの将来イメージ
良好事例の横展開でDX・スマート保安を加速
~DX推進部(スマート保安)柳橋さんより~

8つの将来イメージに関する東北電力グループ内の良好事例を別冊としてまとめました。概要に加え、主な活用シーンや横展開による効果などをまとめておりますので、皆さんのDX推進にお役立てください。
事例集については、随時事例を追加していく予定ですので、各室部において8つの将来イメージに関する新たな取り組みや工夫、成果などがございましたら、情報提供をお願いいたします。皆さんの現場での知見や実践の横展開が、グループ全体のスマート保安のさらなる推進に繋がります。
また、DX推進部では、東北電力グループのDX・スマート保安の推進をサポートする体制を整えております。「何から始めていいか分からない」といった声にも丁寧にスピード感をもって対応いたします。
本資料を通じて、スマート保安の将来像をイメージしていただき、スマート保安実現に向けて、東北電力グループ一体となって、成長と変革にチャレンジしていきましょう!

良好事例を動画でご覧ください!(41秒)
良好事例として、通研電気工業さまにてサービス化を予定している「3Dモデル化データ」に関する動画をご覧ください。