
「なぜ警察局員が鉄塔に昇るのか?」―送電部門理解と交流の新しい形
東北管区警察局の情報通信部門では無線鉄塔に昇る機会があり、他県では労働災害も発生していることから、山形支社および総合研修センターは、東北電力ネットワークの昇塔方法と安全ルールを学ぶ機会として送電鉄塔昇塔訓練を実施しました。これは東北電力ネットワークのノウハウを生かし、異業種間の交流を図り、地域によりそうことを目的に行われたものです。
フルハーネスを着用し、高さ約60メートルの鉄塔に昇る体験は、警察局員にとっても初めての挑戦。現場のリアルを実感することで、安全意識向上や災害時・緊急時における対応力のさらなる強化につながります。

鉄塔昇塔方法とルールの確認

フルハーネスの着用方法についてレクチャーする様子
「高さ60メートルへの挑戦!」―フルハーネスで鉄塔昇塔に挑む
訓練では、10代~60代の参加者がフルハーネスを着用し、実際に鉄塔を昇塔する体験を行いました。普段は地上で活動する警察局員にとって、送電設備の高さと構造はまさに未知の世界。参加者からは、緊張の中無事訓練を終えた達成感が感じられました。

昇塔開始!
緊張感と達成感が入り混じる
「現場から震災の記憶へ」―通信設備と安全文化伝承室で学ぶ安全の重み
午後には、通信設備の見学を通じて、災害時における情報伝達の重要性を学びました。さらに、東日本大震災の被害を伝える安全文化伝承室を訪問し、過去の教訓を未来に生かす取り組みを体感。現場での訓練と震災の記憶を結びつけることで、安全と防災への意識を一層高める一日となりました。

通信設備視察

安全文化伝承室視察
訓練参加者からのコメント
・名前:後村尚汰(あとむら しょうた)さん
・現所属:東北管区警察局宮城情報通信部
・出身:青森県八戸市出身

<感想>
実際に鉄塔に昇る前のイメージでは、手と脚がうまく動くか不安でしたが、丁寧にご指導いただいたおかげでスムーズに昇ることができました。
現在は情報通信部のさまざまな業務について研修中であり、本配属は4月になります。実際に鉄塔に昇る機会がある職場への配属も考えられるため、非常に良い経験になりました。
事務局からのコメント
~山形支社(送電)遠藤主査より~
今回、事務局として事前打合せから当日の進行まで担当させていただきましたが、警察局さまとの交流会を通じて、業種の垣根を越えたコミュニケーションを図ることができ、非常に達成感のある訓練となりました。


