■福島支店・福島支社■福島県内のマスコミを対象とした勉強会・VR体験会を開催

 5月12日、東北電力福島支店および東北電力ネットワーク福島支社は、福島県政記者会加盟各社を対象に、「再生可能エネルギー連系拡大に向けた取り組みおよび電力系統の状況等について」をテーマとした勉強会および「上田(うわだ)発電所・上田ダムのVR体験会」を開催しました。

再生可能エネルギー導入拡大の流れを踏まえた企画

 今回は、福島県内のマスコミ各社に再生可能エネルギーの導入拡大に伴う電力系統の課題や東北電力グループの取り組みについて理解を深めていただくとともに、VRを活用した体験を通じて、発電設備の役割や特徴をより身近に感じていただくことを目的に開催しました。

 

 東北6県および新潟県は再生可能エネルギーの導入に適した地域が多く、近年は送電線などへの接続受付が増加しており、各地で系統増強の必要性が高まっています。こうした状況を踏まえ、福島支社では再生可能エネルギーの連系拡大に向けた最新の取り組みを勉強会のテーマに設定しました。

 

 あわせて福島支店では、再生可能エネルギー電源の一例である水力発電について理解を深めてもらうため、普段は立ち入ることができない奥会津地域の上田発電所・上田ダムをVR映像で体験できる企画を準備しました。

 

送電線のルートを説明する福島支社の高野統括リーダー

再生可能エネルギー連系と水力発電を多角的に理解

 前半は「再生可能エネルギー連系拡大に向けた取り組みおよび電力系統の状況等について」をテーマに、福島支社(設備計画)の高野統括リーダーが講師を務め、10社11名の記者に対し勉強会を開催しました。高野統括リーダーは、再生可能エネルギー導入拡大に伴う系統増強の必要性や、広域連系による電力融通の重要性、出力制御の考え方などについて、具体例を交えながら解説しました。質疑では、将来的な再生可能エネルギー比率の考え方や電源の偏在に対する評価、蓄電池導入の必要性など幅広い観点から質問が寄せられ、記者の高い関心と理解を深めようとする姿勢がうかがえました。

 

 後半は、福島支店による「上田発電所・上田ダムのVR体験会」を実施しました。近藤総務広報統括部長より福島県における水力発電について説明したのち、参加者はVRゴーグルを装着し、上田発電所と上田ダムを疑似見学しました。VRは普段立ち入ることができない施設内部やダム周辺の様子を多角的に体験できる点が特徴で、参加者は水車の動きや水流の迫力、施設規模の大きさなどを視覚・聴覚の両面から実感することができました。現地見学に近いリアルな体験により、水力発電の役割への理解をより一層深めてもらう機会となりました。

 

福島県内にある東北電力水力発電所のリパワリング工事(既存の発電設備を更新・改良することで発電効率や出力,信頼性を高める工事)の一例を紹介する近藤統括部長

 

理解促進に向けた継続的な取り組み

 参加した記者からは、「大変勉強になった」「再生可能エネルギーに関する理解を深める良い機会となった」といった声が挙がったほか、「専門用語の補足や説明方法の工夫があるとさらに理解しやすい」といった意見も寄せられました。

 

 また、VR体験についても「現地に行かずに見学でき、大変分かりやすい」「施設の規模や迫力を実感できた」など好評で、他施設への展開を期待する声もありました。

 

 福島支店・支社では、今後も記者の関心やニーズを踏まえながら、勉強会や体験機会の提供を通じて、東北電力グループの取り組みに対する理解促進に努めていきます。

 

VR体験中の参加者。
体験中、前後上下左右と360度首を動かし、時折「おおっ」という声が聞こえてきた

イイね!
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