
健康経営銘柄とは?
「健康経営」とは、「従業員の健康増進の取り組みは、将来的に企業の収益性を高める『投資』である」という考えのもと、従業員の健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することをいいます。
この考え方に基づき、経済産業省と東京証券取引所が共同で、毎年、業種別に選定しているのが「健康経営銘柄」です。選定にあたっては、健康経営の実践度(健康経営度調査の評価結果が上位500社以内であること)に加え、財務面も考慮されます。東北電力が「健康経営銘柄」に選定されるのは、今回が初めてとなります。
なお、同様に経済産業省が推進する認定制度に「健康経営優良法人認定制度」があります。これは、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから社会的な評価を受けることができる環境を整備することを目的に認定しているものです。
認定の要件として、「健康経営優良法人」は健康経営の実践に関する一定の要件を満たすことで認定されますが、「健康経営優良法人(ホワイト500)」に認定されるには「健康経営優良法人」の大規模法人部門のうち上位500社に入る必要があり、認定取得の難易度は非常に高いといえます。その「健康経営優良法人(ホワイト500)」よりも更に難易度が高いのが、今回東北電力が選定された「健康経営銘柄」で、「健康経営優良法人(ホワイト500)」のうち、28業種から合計44社のみ(2026年度実績)が選定されています。

健康経営AWARD2026 表彰式
右側:東北電力 日下部常務
左側:工藤 公康氏(福岡ソフトバンクホークス元監督、健康経営AWARD2026プレゼンター)

東北電力の評価の変遷(過去6年分)

健康経営銘柄2026ロゴマーク
※名刺などに使用可能。詳細はお知らせ(情報連絡箋)をご覧ください。
これまでの東北電力・東北電力ネットワークの健康経営の取り組みについて
東北電力・東北電力ネットワークでは、2023年度から健康経営の取り組みを本格化し推進してきました。具体的な取り組みは以下の通りです。
■健康経営宣言・健康経営戦略マップの策定
「健康経営の推進(考え方)」と「健康経営宣言」を策定し、従業員の健康を企業活動の重要な基盤と位置づけました。また、健康課題や目指す姿を整理した「健康経営戦略マップ」を策定し、会社としてどこに向かって取り組むかを明確にしました。
■健康経営推進体制の強化
東北電力社長を健康経営責任者とした推進体制を構築しました。2024年には本店人財部の健康担当と各支店健康推進センターを統合した健康推進室を新たに設置し、効果的な計画の立案や、施策の強化を図っています。
■東北電力健康保険組合との連携強化・健康増進アプリ利活用の推進(コラボヘルス)
健康保険組合と密接に連携し、健康保険組合で導入した健康増進アプリ「QOLism(キュオリズム)」の利活用を積極的に推進しています。
■全従業員を対象とした保健指導、セミナーなどの実施
産業医・健康推進スタッフによる保健指導を実施するとともに、若年層、女性、高年齢層など、多様な従業員が働きやすい職場環境づくりを目的としたセミナーを実施しています。
また、2023年7月には東北電力樋口社長(当時)が、2025年4月には石山社長が「健康経営宣言」を行い、東北電力グループにおける健康経営を一層推進することを宣言しています。
【東北電力グループ 健康経営宣言】東北電力グループ従業員の皆さんへ私たち東北電力グループがお客さまや地域によりそい、挑戦と変革をしつづけることで、グループならではの価値を創造し、豊かな社会と自らの成長を実現するためには、従業員一人ひとりが心身ともに健康であることが大切であると考えています。従業員の皆さんには、ぜひ、自らの健康を財産ととらえ、健康診断の結果を受け止め、食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒など生活習慣に気を付け、心身ともにいつまでも健康で働き、ウェルビーイングの向上に取り組んでいただきたいと考えています。そのために、東北電力グループは、従業員の健康維持・増進を「経営課題」と位置づけ、健康意識(ヘルスリテラシー)の向上を図るため、産業保健職の協力のもと、健康保険組合と連携し健康施策を充実していきます。ぜひ、一緒に「従業員一人ひとりが健康でイキイキと働く元気な会社」を目指していきましょう。2025年4月1日 東北電力株式会社 代表取締役社長 社長執行役員
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健康経営戦略マップ

QOLism活用促進イベント(新潟開催)
担当者に聞きました
東北電力 人財部健康推進室 白鳥主査からのコメント
この度、東北電力の健康経営の取り組みが評価され、健康経営銘柄に選定されました。
健康経営銘柄制度は2014年度に経済産業省と東京証券取引所が共同で開始した制度です。これまで電気・ガス業界で選定されたのは、中部電力株式会社、北海道電力株式会社、大阪ガス株式会社のみであることから、今回の選定はとても価値のあることだと言えます。
今回の選定は、東北電力が2023年度以降行ってきた健康経営推進の取り組みが評価されたものですが、その成果のベースにあるものは、普段からの産業医や健康推進スタッフによる丁寧な保健指導だと感じています。身近な専門家として真摯によりそい、健康への気づきや行動変容を後押ししていただいたご尽力に感謝するとともに、健康づくりに地道に取り組んでいる東北電力、東北電力ネットワーク従業員の皆さんの努力にもあらためて敬意を表します。
健康経営の推進は、健康推進室だけで進められるものではなく、従業員一人ひとりが主体的に参加し、共につくり上げていく取り組みです。従業員の皆さんの声も大切にしながら、長くイキイキと働ける元気な会社の実現に向け、今後も方針や施策を検討し進めていきます。今後も健康経営の取り組みへのご理解とご参加をお願いいたします。

人財部健康推進室 白鳥主査